小説
□Problematic You
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あんにょん!
EXOのリーダー
スホです!
みんなの応援のおかげで
毎日たくさんの撮影や番組出演で
忙しいけど充実した日々を
送っています!
そんな…幸せな毎日を
送っている僕たちだけど……
僕には最近、
そのせいで
悩みができてしまったのです………。
ーーーーーーーー
今日もある雑誌の撮影。
カムバックして
落ち着いたから
ここ最近はEXO-Kだけでの活動が
また多くなった。
……楽屋の中で
メンバー6人がそれぞれ
撮影のために着替えをして
メイクをしてもらう。
「うっわ!ベク!!
その髪型超かわいい!!」
着替えもメイクも終わったチャニョルが
メイク中のベクに話しかける。
「ちょ…//かわいいって何!?
俺は
カッコよくしてもらってんのっ///!」
「ベクはどんなメイクでも
かわいいよ〜♡」
「…っ、うるさいっ///
あっちいっててっ!!」
……こんな感じで
全員メイクも終わって
今は撮影までそれぞれ待機している。
他のメンバーは
スタジオを見に行ったり
外に出てみたりして
時間をつぶしているけど
僕はひとり
楽屋の中の椅子に座って
のんびりすることにした。
ーーーすると
ガチャ…
楽屋の扉が開いて
ふと目をやると
カイが楽屋に戻ってきていた。
「あれ?カイ、戻ってきたの?」
「……だって……
今がチャンスだから」
カイが僕に近づいてくる。
僕は思わず椅子から立ち上がる。
「…?なに?どういう……」
カイが
立ち上がった僕の腕を掴み
グッと引き寄せて
「!?///」
……キスをする。
「……っ、ハァっ///カ…イっ!?」
「…俺が我慢できねぇの
知ってるだろ…?」
……唇を放せば
メイクした後の
いつもに増して
カッコよくて綺麗なカイの顔が
僕の瞳に映る。
ーーーーそう、
僕のここ最近の悩みは
僕の恋人……カイが
隙あらば
どんな場所でも求めてくること。
忙しいから
ゆっくりそーゆうこと
できる時間がないのは事実だけど……
いくらなんでも
こんな外で仕事の合間に
こーゆうことされるのは
その……何てゆーか……
「ダメだよっ…こんなとこでっ///」
ーー僕がカイから逃れようと
後ろへ退いても
カイはさらに僕に迫ってくる。
「ちょっと…カイ…っ」
「…何?」
何?じゃないよ…!
こんな風に
壁まで追いつめられて…
腕を壁にあてられたら
もう…逃げれないじゃんかっ…
……再び
カイの綺麗な顔が
僕の顔にグッと近づく。
「まってよ…っ//ダメだよっ///」
「…なんで」
「ここ…楽屋だよ//?」
「だから?」
「…っ…誰かに…
もし見つかったらっ…///」
「…知らない」
……また
カイが無理に唇を重ねる。
ーーー最初は抵抗してても……
やっぱり…僕だってカイのこと
すごく愛してて
ダメなことなのに
カイの深く甘いキスを
……受け入れてしまう……。
「…っはあっ、はあっ…///カイ…」
二度目のカイの深いキスに
僕はもう頭がクラクラして……
カイがそんな僕の耳元で囁く。
「……今…俺が欲しくない…?」
……もう
ーーー反則……。
僕がこんなキスされたら
我慢できないこと
……知ってるくせに。
「なぁ…ヒョン…
俺が欲しい…?」
「……っ…ほし…い…///
…カイが……ほしいよ…っ/////」
ーーーその言葉と同時に…
カイの唇が僕の首筋にあたって
僕の腰に指を這わせる。
……カイはズルい。
ズルいよ……。
「ヒョン…愛してる……」
こうやって…
今日も
人目を忍んで……
こんな場所で
誰にも言えないこと
……しちゃうんだから……。
Fin.