小説

□That One Night…
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あんにょん!スホです!!


いや、エクスホと言うべきかなっ?



ファンのみんなのたくさんの愛と
暖かい応援のおかげで

EXOは毎日進化を遂げています!




本当にありがとう!!





仕事も
いろんな種の仕事を
もらえるようになって、



メンバー全員で出るものから

今ではそれぞれピンで活動する
仕事も少しずつ入ってきて



新しい刺激を受けて
忙しいけどすごく充実しています!










「スホヒョン…

チャニョラ今夜もまだ
帰ってこないのぉ〜?」





他のメンバーは早くに寝ているのに

ベクはチャニョラを待って
まだ起きてたみたい。




「うん、チャニョラはピンの仕事が
あるからね……

今夜もいつ帰ってくるか
わかんないなぁ…」




僕がそう答えると

ベクは頬をぷぅっと膨らませて
ダダをこねる。




「ここ最近ずっとじゃんかぁ〜…
もう僕耐えられないよぉ〜…」






………まったく


この2人はどこまでも
ラブラブだなぁ……



チャニョラに会えないのが
そんなに辛いのか……



……まぁでも

これは仕事だし!?


新人の僕らにとって

今はすごく大切な時期!!


EXOのためにも
チャニョラのためにも

ここはベクにガマンしてもらわなきゃ!





そう思って
僕はベクを部屋に戻して

寝るように促した。




ーーーーーー







30分後、

僕は明日の準備を終わらせて

そろそろ寝ようかなと思い
自分の部屋に向かった。




そのついでに、

先ほど無理やり部屋に戻らせた
ベクの様子を見ることにした。








「もう寝たかな…?」




そう思い

部屋の扉に近づくと………









「あっ……チャニョラぁ…はぁ////」










え……………?……何……!!?





まって………

中にチャニョラがいるの…?



イヤイヤイヤ、というか
この喘ぎ声はアレか?




2人で……
交えているということか……!?////







僕はパニックになっていたので

とりあえず状況を確認しようと
恐る恐る少しだけ


扉を開いた………。







「…っああん…///

チャニョ……ラぁ…////」






え……………まって…………






確かにベクの声がする。

そしてベッドの上で喘いでいる
ベクもいる……。





ーーーーでも

チャニョラの姿は………



どこにも……ない。






こ……これはもしや……!!!////





目を凝らして
ベクを見れば……




シャツを捲り上げて
パンツを少し下ろして



明らかに……

綺麗な指で

自らの上半身の突起と

下半身の自身を苛めているのが
わかる………。






ヒィイイイィィィイイィィィイイイッッッ//////////!!!!





べ……ベクが……オナ…いや、


ひとりエッチしてるよおおおお!!!!!!//////







僕は…きっと……いや、絶対……



見てはいけないものを

見てしまった………。






チャニョラとベクの関係は
知らない訳じゃないから……

ふたりでのならまだしも……



ひとりのパターンのヤツは

見ちゃマズイでしょ!!!//////




よりによって


ベク…だし………//////








その時ーーーーー





ガチャ…




「ただいま〜…疲れたぁ…」




そう小さな声で言いながら
チャニョラが帰ってきた。





ーーーーヤバい!!!




ベクの状況も勿論
いろんな意味でヤバいけど、


僕の状況も果てしなくヤバい…!!




扉閉めなきゃ…!!


いや……

今扉を閉めれば
ベクに気づかれるどころか

チャニョラにさえ
見つかってしまう!!!






ーーーえーいしょうがないっ!!







僕は扉の隙間をそのままにして

超忍び足で
部屋の外の陰に隠れた……。









ーーーーチャニョラが
部屋に近づいてくる…。




「ベクもう寝てるよな…って

アレ……?」






ドアが少し開いていること…


そして
部屋の中から聞こえてくる
ベクの声……。




いろいろと不思議に思ったらしく

チャニョラもその
扉の隙間から中の様子を見れば……





「チャニョラぁ……はぁっ////」




自分の名を呼びながら

ひとりでよがる
ベクの姿が目に入る………。





チャニョラは
最初はさすがに驚いた顔をみせたけど

次第に、
口元に何かを企む笑みがこぼれていた。



そして部屋の中に入り……



バタンと扉を閉めた…。








ーーーーああほんと……


死ぬかと思ったよ……。



見つからなくてよかったと
ホッとしたけど、

ベクのあんな姿を見せつけられて
僕でもモヤモヤするのに……



チャニョラ……あの笑みといい……
ヤバいんじゃないの……?




もぅ………知らないっ!!

僕は寝るっ!!!



そう思い

足早に部屋に戻った……。






********






……正直、こんなオイシイ状況、


これ以上無いと思う。




帰って部屋を覗いたら

俺の愛しい人が
俺の名前を呼んで

ひとりで欲を吐き出そうと
してるなんて……。



もう、最高だと思わない?








ーーーー部屋に入り

バタンと扉を閉める。





「何やってるの?ベク」




「…!!!??/////…っ、チャニョラ…!!?」




いきなり部屋の中に現れた俺に
驚いているベク。



全て分かっているけど
わざとベクに聞く。




「そんなカッコで
ベッドで何やってるの?」




「っ/////」



必死にベッドのシーツにくるまり
身体を隠そうとするベク。



顔は恥ずかしさで真っ赤で

今にも泣きそうに瞳を潤ませている。






バカだなぁ……


こんな状況でそんな可愛い顔
すればするほど

俺を更に煽るってこと
分かってないの…?





ベッドに腰掛けて

ベクの顔に俺の顔を
グッと近づけて囁く。






「俺の名前呼んで……何してたの?

ちゃんと言って…?
ベクはイイコだろ……?」






俺の十八番の低い声で囁けば

ベクはそれだけで
トロトロになってしまう。







「…っ///……あの…ね……

チャニョラ最近……帰ってくるの
遅くて……あんまり……
シてなかったでしょ………?////」



「うん」



「だから……僕…ガマンできなくて……
その…………////」



「…なに?ハッキリ言って?」







「う…////……その………
…ひとり……でね…?///……

えっち……しちゃったの……////」








コレは……ヤバい!!!////

よく言わせたと、
自分を称賛したいくらいっ!!!










「俺の名前よんで…
オナニーしてたんだ?」



「…っ/////……さみしくて…

チャニョラがシてくれてるって
想像してたの……っ//////」





もう……


可愛いすぎ………!!!!!




俺がいないから俺の名前呼んで
ひとりエッチしてたとか……








「見せて…ベク」


「やっ……/////」



そう言って
くるまっていたシーツを
無理やり取る。




「うっ…////
恥ずかしすぎて死んじゃうよぉ////」




捲り上がったシャツと
少し下がったパンツから見える

小さなふたつの突起と
濡れたベク自身……。



ベクの大事なところは
すべてピンクで可愛い。







「ベク…イッたの?」



「ううん……まだ…////」




ベクがうつむいて答える。



「なら…俺がイかせてあげようか?」




「えっ!!!?/////……いいの…?///」





「………こんなベクの姿
見させられて……

俺がベクをほっとくと思う?」



「…っ////」








………ベクが俺の顔を見て
可愛く口をひらく。




「なら……つづき……して…?////」






その言葉を合図に


俺はベクを押し倒した……。







ーーーーーーー








……翌朝。




「おはよー…」



みんな疲れた様子で
起きてくるけど

俺とベクはスッキリで。



いやあ、昨夜は実にイイ夜だった!
とか、
思いたいんだけど……





俺は昨夜
全てが終わった後、

ベクが仔犬みたいな
寝言をたてている横で考えた。




………扉があんな少し、
覗く程度に開いていたということは……

誰かがベクのひとりエッチを
覗いてたってことじゃない?




……それは許せねェ!!!!!


俺のベクのそんな姿覗き見するなんて
マジでありえねぇよ!!!!






そこで俺は
全員集合していたダイニングで
口を開いた。



「なぁ、昨日の夜のベクさぁ〜」


勿論、ベクは
何を言い出すのかと
驚いて顔を赤らめているけど……



他のメンバーが
何?
みたいな顔をしてる中

ひとり口の中の牛乳を
吹き出しそうになったヤツがいた。






…スホヒョン……

あんたか…………。










ーーーそれから数日間




ヒョンがベクを見て
変なことを思い出さないように



俺はヒョンとベクの接触を
全力で邪魔し、






スホヒョンが俺の事を
全力で避けていたことは





………言うまでもないよね。








Fin.

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