●悲シミノ本●

□再開
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ガラッ
ピシャッ

朝8時18分
先生が入ってきた。
その後ろに見覚えのあるようなないようなとても背の高い人もいた。
「紹介しよう。えっと・・・・」
「明石 凌です。」
イッセーに女子たちがコソコソと
「やばいっ!//イケメン
「もっとちゃんと化粧すればよかった。最悪〰〰」
「えっと〜、なんか言うことがでてこねぇ。まぁよろしくっす!一応言っときます。俺超ばかで、体育以外3以上とったことないです!」
「「え〜〜〜ばかぁだああ」」
「お前うける」
「「「あはははっ」」」

彼はこの教室に初めて来た人じゃなかったの?
あたしは彼を見ながらそう思ってた。
彼を見ていたら目が合ってしまった。
彼はいったん考えるようなしぐさをしてまたこっちを向き叫んだ
「佐伯 真理!お前佐伯だろ!!」
私はびっくりして持っていたシャーペンと置いてあったノートを落としてしまった。
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