しょーと
□バレンタインデー
1ﾍﾟｰｼﾞ/11ﾍﾟｰｼﾞ
有岡大貴の場合
｢だーいーちゃん！｣
｢なーあーに？(大声)｣
｢今日何の日か知ってる？？｣
｢え？2月14日？んーと‥｣
こいつ‥両手にチョコ
いっぱい持ってるくせに
しらばっくれてやがる‥
｢バレンタインデーだよっ！｣
｢あー、バレンタインデーか！｣
｢チョコいっぱいもらったみたいだね！｣
｢うーん‥でもね、まだ
俺の好きな子からは
もらえてないんだ‥｣
大ちゃんの好きな人‥
誰だろ。
｢‥そっか、早くもらえるといいね。じゃあ私からのはいらないよね。｣
｢え！？なんで！？俺の好きな人名無しさんちゃんなんだけど！！！(大声)｣
｢え‥｣
なになになになに全く状況が
理解できないんだけど！！
｢俺の好きな人は、名無しさんちゃんなのっ！////｣
｢大ちゃん‥
私も大ちゃんのこと好き。
付き合ってください！｣
｢らいっ！喜んで！｣
｢はい、チョコレート♡｣
｢やったー！！やっと念願の
名無しさんからチョコ
もらったぜ♡(大声)｣
｢ちょっと大ちゃん‥
恥ずかしいから
そんな大声で言わないでよ(笑)｣
ん？待てよ？今私のこと呼び捨てに‥？
｢付き合ったんだからさ、
大貴って呼んでよ。
ね、名無しさん♡♡｣
｢あ、うん///｣
｢よし、じゃあこのまま
デートしよっか♡｣
｢うん！｣
こうしてハッピーなバレンタインを
過ごすことができましたとさ！