BLEACH

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『嫌よ嫌よも好きのうち』



って言う言葉もあるけど、

嫌よ嫌よは本当に嫌なんです!






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『おはようございます…』

午前6時そっと扉を開けると、まだ誰も居ない職務室


早めに書類を終わらせよう
市丸隊長に会うのも嫌だし…


そう思った私は
市丸隊長の机に溜まりに溜まった書類を持って行き、仕事を始めた



・・・・・・


そして7時、

ガチャ…

「あ、おはよう畝実くん」

『おはようございます』

吉良副隊長が出勤、
今日もあい変わらず顔色が悪い

「いつもごめんね」

副隊長は私の机に積んである大量の書類を見て苦笑いした

『いえ、これくらい大丈夫です』

「でも・・・」

『それに市丸隊長が来る前にお昼御飯に行きたいので…』

「あぁ・・・そうだったね」

ははは、と薄く笑う副隊長は私の良き理解者でもある


「11時まであと三時間ちょっとか…」

『はい・・・』

(11時とは、市丸隊長の出勤する時間です)
その言葉のあと、二人で“はぁ”と大きなため息を漏らした


『早く片づけちゃいましょう』

「そうだね」



それから書類と睨めっこの時間が始まり、
忙しすぎて他の隊員が来てもあまり気付かなかった







――――――――――



『ふぅ、終わったぁー』


書類をやっと仕上げて時計を見ると
10時56分を指していた

『あっ、大変』

私は急いで(昼御飯を食べるために)財布をもち、副隊長に近づいた


「畝実くん、急がないと来ちゃうよ」

『はい!お先に行ってきます』


私は猛ダッシュで職務室からでた




私の頭の中の計画はこうだ


6時、出勤して書類を終わらせる


10時50分、市丸隊長を避けるためお昼へ


12時、市丸隊長と入れ替わるように仕事に戻る


1時、市丸隊長が戻ってくるので書類配りへ


3時、市丸隊長が抜けだす時間なので三番隊に戻る


5時50分、6時に一回市丸隊長が戻ってくるので給湯室で待機


6時30分、残った(市丸隊長の)書類を持って帰宅





・・・そう思い三番隊をでた










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