星の道標

□いざ!帝光中へ
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夏休みが昨日で終わり、今日から登校日

着なれたクリーム色の制服…ではなく、真新しい白色の制服に袖を通した

着替えをすませ、まだ寝ているであろうツナを起こしにいく

ちなみに向かいの部屋がツナの部屋である






「ツナー!朝ですよ!!起きてくださいなー」

「ん…優里愛……あと5分」





と言ってツナは布団にもぐってしまった





「ツーナぁー!私、今日から帝光中に通うんだけど!!」





ツナは思い出したのか、「忘れてたー!!」とあわてた様子でガバッと布団から起き上がった





「目は覚めたみたいだね」




笑いながら「おはよう」というと「おはよー」とあくびをしながらまだ眠たそうな声で返された





「今日から優里愛が帝光中に通うのすっかり忘れてたよ…」




ツナらしいなぁーと思いつつ、制服が似合っているか聞いてみた





「ねぇ、ツナ。新しい制服似合ってるかな?」

「///うっうん。か、可愛いよ///」





そう言いながら顔を真っ赤にするツナにつられてわたしも照れくさくなった




「ありがとっ」




その後はいつも通りみんなと朝食を食べ、仕度をし、ツナより一足先に家を出た




「いってきまーす」




すると、家の前で隼人と武が待っていた




「おはよー2人とも!」

「はよ…」

「優里愛おはようなのなー」

「ツナー!隼人と武もう来てるよー」





家の中から「えぇ!ちょっと待って!」という声が聞こえた

…それにしても、この二人はなんだかんだで仲が良いよなぁーと思ってしまう

だって、毎日家の前で待ってるし…




「あ。そういえば、優里愛今日から帝光中に行くのかー。その制服姿も可愛いのな」

「えっ///」




さすが天然…思わず照れてしまった





「んなっ!?おい、何言ってんだよ!野球馬鹿!!」

「でも、獄寺もそう思うだろ」

「べっ///別に変じゃねーよ。まぁ、いいんじゃねえのか///」





このツンデレめ…私まで恥ずかしくなってしまうじゃないか

と思いつつも、2人にお礼を言う

ツナは仕度が終わったようで、勢いよくドアを開けて出てきた





「優里愛、獄寺君、山本待たせてごめん!おはよー」

「おはようございます、10代目!!全然大丈夫っすよ!」

「うっす。はははっ、ツナは相変わらずだなー」




3人が揃ったので、帝光中に行くことにした




「じゃあ、私そろそろいくねー」

「そうだね、優里愛頑張ってね!!」

「うん!いってきまーす」





私は3人に手を振り、奇跡の世代がいるという帝光中へ向かった





―――――――――――――




「それにしても、キセキの世代とちゃんと会えるかな…」

「まぁ、なんとかなるかっ!!」




――――いざ!帝光中へ――――












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