カゲロウ夢小説

□出会い
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カンナは俺のことをうざがる。


始めはそうでもなかったのになあ・・・。


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「あっあのすいません!通れないんですけど・・・」
日曜の昼下。俺はコンビニに用がアリ来たのだが・・・・。それは無理そう。
「ああ?・・・お。可愛いじゃん?なに?コンビニによう?通りたいの?」
・・・・めんど・・・。
「お!ホントじゃん。可愛い可愛い。遊ぼうよ」
不良三人・・・・。
それに今は・・・・。
「つか。真夏にジーパンってww女の子ならスカートはきなよwwカワイイの台無しww」
女の子。
さっき怒ってセンセーにかけちゃったからな・・・・。当分戻んないか。
「私コピー機に用があって・・・どいてくれませんか?」
「ああ?俺らの誘い断るの?」
いや・・・本気でどいてくれ。もし本当に俺が女だったらお前らなんか願い下げだ。
「いや・・・断るというか・・・「そうだよ。断ってるの」
え?
「この子は君たちの誘いを断ってコピー機に用をたしたいの。だからどいてあげれば・・・てゆうか・・・・どけ」
うわあ・・・・・圧倒的な圧力・・・・それに何より話す隙を与えない・・・・。
すごいな・・・。
「なっ・・・・・・」
「ってわけで通りまーす」
そう言うと猫目の彼は俺の手を取り三人の不良を避けてスイスイとコンビニに入っていった。
冷たい冷気が肌を触る。
「あ・・・ありがとうございます」
そう言うと彼は俺を見てニコッと微笑んだ。
「んー君・・・・目・・・赤いよ?」
・・・・・・!?
ヤバイ!!見られた!!
ずっと目見えないようにしてたのに・・・・!
「あー大丈夫。俺も一緒。・・・女の子が好む言い方で言うとオソロ」
そう言いながら俺に目を見せてきた。
ホントだ・・・。
「あ・・・あの・・・」
俺はこの目でだいぶ悩んできた。
一般人には理解し難い現象・・・性転換。
俺はおかげで中学2年からほぼひとり。
自分から線を貼ってきた。
「この目のこと・・・・」
言えない。助けてくれた人でも・・・・恐い。
怖くて言えない・・・。
教えてください。この一言だけ言えばいいのに・・・。
この一言いうという自分の行為が恐い。


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散歩してた時だ。
可愛い女の子が不良に絡まれていた。
見て見ぬふりしようと思った。
けど彼女の目を見たら気が変わった。
・・・・・赤かったから・・・。
一般常識からして考えれない。
そんな目・・・・まあ俺が言うのもなんだけどねー




「この目のこと・・・・」
この子はやっぱり聞いてきた。
アタリ。
楽しくなりそうだ。
「その話なんだけど・・・・俺の家来ない?」
「え?・・・あの・・・さすがに・・・」
あー女の子だもんね・・・しかも美少女。
「大丈夫。襲ったりしないから」
「そうじゃなくて・・・コピーかけたら用事あって・・・」
あー・・・・このまま逃すのもなんだしなあ・・・。
「俺もついてっていい?」
「・・・・・・あ・・・・はい」
少し困ったようにしてからこっちの顔を見て困ったようにはいといった・・・・。



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コピーかけたらすぐ家に行って着替えて郵便局に行く予定だった・・・。
が・・。しかし・・・・・。
猫目さんが着いてくることになってしまった。
にしても・・・あついなあー。こりゃ帰ったら風呂だな。
「あ・・・。部屋で待っててください。」
「うん。」



「あ・・・・。服・・・」
風呂から出たはいいが服忘れてた・・・。

「あ。やっときたーにしても君の部屋男みたいな・・・・って!!!なんて格好してるの!??」
え・・・?
あ・・・・・・・・。
「すっ・・・・すいません!!気にせずに雑誌読んでてください!!!すぐ着替えます!!」
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