歌い手夢小説

□ばーか【ピコ】
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「ただいまー」
彼のきれいな声が響く。
「お帰り!今日どうだった?」
私はこの人と出会ったのは一年前。
友達にライブチケットが当たったと言われ誰か知らないアーティストさんだったがついていくことにした。そこでのことだ。「チケット番号が当たったかたはこのあと一緒にステージにあがってトークしたいと思いまーす。」そのアーティストさんはピコと言う名前でとても可愛らしかった。第一印象はとても可愛い。なのに会場は女性ばかり。女の子なのにすごいと思った。「当選番号は1569です」
「あ…当たった。」なんと何も知らない私が当たってしまったのだ。
「七海いいなー…何も知らないあんたが上がったらそれはそれで面白そうね。」
「やっ…やめてよ…」
「はいはーいこのこが当たりましたー。」
「ちょっ!!!本当にやめてよ!」
「はーいそれではとうだんしてくださーい」
「えっええ!?」
こんだけ注目されて上がるしかないと思った。
上がる時だ。
「ああっ!!」
私は転びかけた。ところをピコさんに助けてもらったのだ。
「きゃああああ」観客からは黄色い声。確かに助けてもらったときはあ…王子様みたいって思ったけど…相手は女の子だよ?と内心おもう

そのあとトークをして会場に戻った。
ライブは無事終わり友人と駅で別れて駅のホームで電車を待ってるときだ。
右の肩にぽんと手をおかれ「ぎゃあああ」と私の奇声がホームに響く。さいわい人が居なかったため注目されずにすんだ。
「あ!!ごめんね七海ちゃん。いや僕だよ。」
そう言われて振り向くとピコさんがいた。
普段着も中性的服なんだ。
「あ…ピコさん!!ごめんなさい。私びっくりしちゃって。」「良いよ僕がいきなりしたんだし。」「にしても今日楽しかったです。ありがとうございます。」
「ううん僕こそ楽しかったよ。」
あっ…電車きた。「じゃあ私はここで。」
「あ…俺ものるWW」
「まじですかW」「マジですW」ピコさんとはどこかうまがあう「あっ…七海ちゃんメアド貰ってもいい…かな」
「えっ…良いですよ。」
私はびっくりした丁度私も聞こうとしたからだ。
メアドを交換して電車を降りる時だ「じゃあ私はここで。」
「え…僕もWW」「またかWW」
「まただW」「じゃあいきましょうか。」
駅のホームをでて駅を出たときだ。
「あそう言えば七海ちゃんは何歳?」「20ぴったりですね!」
「よーしじゃあそんな成人一年目にこれをやろう」
そう言うとイチゴのあめをくれた。
あのあめの味は一生忘れない。「そうだ!!今から一人打ち上げを居酒屋さんでやるけどくる?」
「良いんですか?」
「良いよー」
「行きます!」


居酒屋についてからつまみなどたのみ二人で飲み始めた。
「七海ちゃんは好きな人いるの?」
「居ませんねーピコさんはどうなんですか?もてる顔立ちじゃないですか。もう居たりしてW」
「僕ー?彼女かーいないよー」「WW当たり前じゃないですか!!いたら同性愛ですよーWWあ…もしかしてそういう人でしたか?」
「え?七海ちゃん僕男だよ?」
私は衝撃だった。
「え?私おんなだと…ってことは…ええ!?私男の子と居酒屋に来てるの?」「うんてゆうか酔ってるよね?」

「いや酔ってませんよ。」
「いや酔ってる。WWでもショックだなー僕女の子に見られてたんだー」
「ごっごめんなさい。」
このときから好きだったりする。
「私嘘つきました。」
「何を?」「好きな人居ます。その人を好きになったのはライブ会場で転びそうになったのを助けてもらった時です。でも女の子だから好きになっちゃだめだと思いました。だけどついさっき男の子だったことが判明しました。おしまい。」彼は目を丸くしてこっちを見たまま固まってる。
「はーいこの話しゅーりょう!!飲みましょう!」
すると彼は立ち上がってこっちによってきた。
「実は僕は彼女も居ないのに今日ネックレスを買いました。それは今日ライブにきた一人の少しおバカでライブハウスで躓いて転びかけた女の子の顔が頭をよぎって買ったものです。でもどうやってまた出会うのか。そんなことを考えて駅のホームに行きました。そしたらその女の子が居ました。そして今目の前に居ます。一目惚れなんてないって思ってたけどあると今確信しました。好きです。」
私はつい顔が真っ赤になり泣いてしまう。雫が止まんない。
「はい……」「顔が真っ赤だよ?」「よっ…酔ってるんです!」「あれ酔ってないっていうはなしをさっき…」「ピコさん意地悪です!」「はいはいこれをどうぞ」もらったのは小さなハートのネックレスだった。
「つけてあげる。…………にあってる」


これをきに私たちは付き合い始めました。



そして一年目を迎えようとしています。

「そうだ明日これ来てね」
そういって渡されたのはライブのチケットだった。
「もしかして…」私が話そうとしたらおでこにキスをおとされた。
「お楽しみ!」「うん!」
次の日
ライブ会場に行き責に座るライブが始まり「きゃー」と黄色い声がする。
一段落すると彼が「今から抽選会をしまーす!呼ばれた番号の方は前に出てきてくださーい」今年もやるんだー
「抽選番号19862のかたー」ん…?自分のチケットを見ると…あ…また当たっちゃった。「はっ…はーい。」
いくら彼女でも緊張する。
「前に出てきてくださーい。」私は前に出ると彼は私の肩をぐっともち体を寄せた。
「でわお名前をどうぞ」
「七海です」
「知ってます。」
そう言うと彼は私を正面に立たせた。
「愛してます。結婚してください。」
彼はそう言うとわたしに微笑んだ。
「は…い…」私は泣いてしまった。
すると会場からまた黄色い声がした
その帰りのとき「先に駅向かって!」と言われたので駅に向かった。
「まだかな…」私がそう呟いた時だ。冷たいものが私の頬に引っ付いた。「ぎゃあああ!」
「驚いた?」「ピコさんか…びっくりしましたよ…あれ何で敬語W」「ほんとだWWてかそこは僕が突っ込むとこだろいWW」
「あ電車来たね。行こうか。」そう言うと私の手を引っ張り電車に乗った。
電車をおりて駅をでた時だ。
「今年で21だよね?」
「そうだよ?」「そんな成人二年目にはあめちゃんをあげよう。」そう言うとあのときのイチゴのあめちゃんをくれた。
「あ…これ………ありがとうございます。」
このあめはなくてはならない存在だ。そんなことを思いながらなめてたら「今から打ち上げで居酒屋に行きませんか?」
「いいの?」
「いいよW」
「じゃあ行く。」


頼むだけたのんで一段落ついたときだ。
ピコさんは立ち上がってこっちにきた。
「改めて。愛して「その前に私から話があります。私には今結婚したい相手が居ます。それは2ヶ月前から考えてました。だけど今日その人にライブに招待されて本人から結婚してくださいと言われました。彼はサプライズ好きらしく番号も暗記したんでしょう。それに出会ったときのことを再現してくれました。私から言わせてください。愛してます。ずっと一緒に一生いてくれますか?私でいいですか?」
するとピコは微笑ながら「はい。七海が良いです。」
私は鞄から箱を出した。
「これ……」「記念日プレゼント。」私はクロスのライブなどで使えそうなネックレスをプレゼントした。
「やっぱりね…似合う!」

「僕からも…」そう言うと彼は鞄から箱を出した。
「これ…」やばい私泣きそう…「七海愛してます。」そういわれた瞬間私は彼に抱きついた。
そして指にはめてもらいまた飲み始めた。
将来のことをたくさん話した。




きっとこれからはもっと大変かもだけど二人でなら大丈夫だよね?



「七海?いくよ」
「うん!」
「「おめでとうー」」回りからは歓声と拍手の嵐。





____愛してます。


■□■□■□■□■□■□

【あとがき。テンショ低め】

はい。実はこれ四ページ目書き直してるんです。
だから適当何です。
七海さんごめんなさいm(__)m

しかも結婚させちゃったし。
「赤飯さんにとられるのもありかな」とか思いながら書き上げました。

ピコたんはすはす。

【反省点】

間違えて消さないようにする

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