カゲロウ夢小説

□出会い
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俺は急いでクローゼットに向かい着替える。
「君…女の子なんだから。俺に気を使ってよ…」
違う。
「違うよ。」
「え?」
「俺は男だ。」


【sidechange】

「俺は男だ。」
え?
女じゃないの?
「えっでもおっぱ「それ以上言ったら殺す。」
そう言って平然とすわる彼女…彼。
「まあいいや…で。目について聞きたいんだけど…いいかな?」
彼は下を向いたまま少し考え話始めた。
「実は目をあわせて怒ると……」
怒ると?
「せ……せっ…」
せ?
「性転換するんですっ!!」
性……
「えっと…詳しく聞こうかな…?具体的に」
そう俺が言うと彼は口を開いた。
「あっ…えっと…相手に目をかけると相手が性転換して自分もなっちゃう…みたいな。」
非現実だなあ…まあ俺らもだけど…これは…なんというか。
人前に確実に出れないな。
「そっかあ…ふーん。じゃあ俺が君の治療をしてあげる。」
といっても完全になおる訳じゃなくて出る確率を減らすかなと付け加え笑いかける。まあ目を合わせるとこから始めなきゃな。
「………わかりました。……よっ…よろしくおねがいします。」
そう言って手を差し出してきた彼の手をとり「こちらこそ」と言う。

「そう言えば名前………」
「カノ。君は?」
「……カンナです。」
「カンナ。郵便行かなくていいの?」
そう聞くといきなり「あぁ!!!」と叫び立ち上がる。





















【sidechange】

「て感じの出会いだったよね〜」性転換を飛ばしてカノが言う。
「へぇ……ウブカンナ受けありかも……。」
「カンナがカノに対してかわいいっす!!!俺も助けたかった…」
セトクン。落ち込みどこかい?そこは。

「可愛かったカンナも今は俺に対してこうですよ。むぎゅうも拒否られる扱い。ひどすぎる。」
おい待て。
「それはお前が悪い。初めはむぎゅうとかはカノだし仕方ないって思ったがおれんちに泊まった日に_____」












「カノー服これでいい?」
そうおれが聞くと「んー」と返事をして雑誌を読むカノ。



「お先。カノ入りなよ。遅いし。」
そう言うと重たい腰を起こしてカノが風呂に入ってる最中に俺がベッドにねっころがってうとうとしてるといきなり後ろから抱きしめられカノが来たのか。とか思っておやすみって言って寝始めたとたんTシャツの中に手を入れて……



「ってことがあったからだろ!!!!!!!!!」
おれが叫ぶ。
「カノ…それはダメっす。」
「カノGJ」
「そんぐらい…いいじゃん!!」
「開き直るな!」
俺はカノにチョップする。





















(カノ気持ちつたわってなかったっすね(笑))
((笑)じゃないよ。でもほんと鈍いんだよね。)



((はぁ…))
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