妄想駄文room

□ただ好きでいて欲しい(土銀)
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「銀時…俺をずっと好きでいてくれるか。」

とある昼下がり。

銀時と土方は団子屋にいた。

「は?急に何。」

「俺は、ずっとお前だけを好きでいる。」

真面目な顔をして言う土方。

「…そりゃどうも」

少し顔を赤らめ、
もぐもぐと団子を食べる銀時。

「お前は?俺をずっと好きでいてくれるか?」

「…さぁな。ずっと、っていつまで?」

銀時の問いに?となる土方。

「いつまでって…永遠にだろ」

「永遠って、死んでもっ、てこと?」

「俺に対するずっと、はそういう意味にしとけ」

「ふぅん。」

土方が不安な顔をしていることなど気にもせず団子を食べ進める銀時。

「ずっと好き、ねえ……。そんなの保証できねえ。」

突然の答えに驚く土方。

「っ、なんでだよ?」

「だってさ…今俺、土方を愛してるもん。好き、とかそんな軽いものじゃないじゃん?」

「……やっぱお前にはかなわねえわ。」

優しく笑う土方。

「…銀時……愛してる。」

「…ふふ、愛、って何??」

「好きで好きで欲しくて堪らなくて相手を想うと苦しくなったり、愛しく思ったりする……ってことだ。」

「うわ、ながっ。あはは」

嬉しそうに笑う銀時。

「土方…俺もだよ。」

「今日はやけに素直だな。」


そう言いながら
銀時にキスをした。

end.
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