深更の旋律

□君に
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「ボルフォッグ」


突然の事だった
良く知った声が自分の脳内に響き渡り話しかけてきたのは


「トモロですか?」


「ああ、私だ」


「どうかいたしましたか?」


「……お前にやりたいデータがある」


「私に?」


「ああ」


トモロの返事と共にボルフォッグのデータベースには様々な花の画像が贈られる
その画像に思わず顔が綻ぶとトモロは言った






君に





「お前にだけ…見せたかった」


唯一無二の親愛なる友人へ

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