長編
□第17話 任務
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日々の仕事に慣れる事で精一杯で、中々カカシさんとの修行を進める事が出来ずにいた
今日も朝から夕方まで受付業務をこなす
休んだのはお昼位……
業務も終わったし、そろそろ帰ろう
帰り支度をしている時
「はぁ………」
ふと溜息がもれてしまう
「盛大に溜息なんてついちゃって、どーしたの??」
「ひゃっ!」
急に背後から声をかけられて情けない声が出てしまった
振り返るとカカシさんがニコニコしてこちらを見ている
お願いだから気配消さないで下さい……
「カカシさん、びっくりしますよ……どうしたんですか、今日は任務じゃないのに」
「んー、実はねぇ、前言ってた任務が明日の朝に出発になったからさ。その報告に来たのよ」
あ……そうだ。任務が入るって言ってたっけ……
忙しくて忘れかけてた
どんな任務なんだろう
でも、きっと聞いても答えられないよね
「危険な任務、なんですか?」
答えてくれるかな
恐る恐る聞いてみる
「んー、危険な任務ではないよ。内容は説明できないけど、ちょっと厄介なだけ」
受付をしている私には、大体の任務内容は目に入ってくる
けど、火影直属の任務とか極秘任務とかはやっぱり分からない
なんにせよ危険じゃないなら良かった…