長編

□第11話 風邪
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ベッドで一人悔いていると、いつの間にか眠ってしまってたみたい


カーテンを閉めていなかったせいで、日差しが部屋に入り込んで眩しい



「……もうお昼か。起きなきゃ」


少し寝たお蔭で、頭痛は大分良くなった



いつまでもうだうだしてたって仕方ない


私は部屋の掃除をする事にした



ガラッ__



窓を開け放つ



「んーー、良い天気!!」



窓を開けて、空気を取り込む


同時に、隣のカカシさんの窓をチラ見


「やっぱすぐには忘れられないよね…」


昨夜の事をまた思いだしてへこんでしまう





ゲホ、ゲホ………



ん……??


今カカシさんの部屋から聞こえた?



気のせいか



ゴホゴホ


……気のせいじゃない






カカシさん、風邪?!



そうだ!!昨日お風呂入ってそのまま寝ちゃったって言ってたよね



……半分私のせいじゃない




ゲホゲホ………オエッ……




大変!!


そう思った瞬間には既に私は玄関にすっ飛んでいた__
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