長編
□第5話 新居探し__主人公side
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なんだかとんでもない事になってきた…
サイはこれから任務があるみたいで、綱手様から言い渡された場所へ向かう様子
「あの、サイさん。本当に色々世話を焼いてくれてありがとうございました。今後もよろしくお願いします。」
そう告げると、
「では、また。」
と言い、一瞬微笑んで消えていった
「さこ、これからの事を少しずつ詰めていこうと思う。そこで今日はまず、カカシと共に里を見て回るのも兼ねて、住まいを探してくれないか?私はここを離れる訳にいかないからねぇ。」
「そ、そんな、カカシ先生にご迷惑では……。任務とかは大丈夫ですか?」
「ん、俺は別に構わなーいよ。非番だしねー。」
嬉しいけど、気持ちの準備が全然できてない!
今まで絶対会う事なんてありえなかった人が隣にいるっていうだけで緊張しているのに
でも、これからカカシ先生とは一緒に過ごす時間が増えていくんだよね
ちゃんと慣れなきゃ
これから先生と一緒に……
これってまるで……カカシ先生と……デート……
はっ……!!
入り込んでしまった、変な人に思われる
「……そろそろ出発しても良いかな?」
あまりの恥かしさに頷く事しかできなかった
「じゃあ、ある程度済んだらまたここへ立ち寄ってくれ」
「分かりました」
「「失礼します」」
__こうして2人で木の葉の里に向かった