すきま風
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でも私は嘘はついてない。だって、確かに渉さんのそばにいると、ドキドキが止まらないから!きっと、好きなんだ!って思う!
あの…渉さんを誉めても何も出ないなら、私が頑張ったらご褒美ください!
お金がかかりませんよ!って言った自分がねだってどうする。突っ込みをいれた。
『お金かからないならブランドのバックとかは無しだよ』
え?となると…。
ほかならいんですか?
『いいよ』
思わぬ展開に本来の目的も忘れて私ははしゃいだ!ずっと憧れてたんだ!好きな人とのドライブ!
次のテスト平均75点取れたらデートしてください!
逆ナンパ?って思いながら、私は言った。
『ん〜休みの日なら暇だし、その敬語やめてくれたらいいよ』
なんだかわかんないけど!やった〜!って思ってその日は寝れない自分がいた。