白昼夢

□其の三
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「なぁ、千鶴……だよな?」
平助が、自分に話しかけている。

「?そうだよ。なんで?」
「あ、いや…あのさ「平助?何ってるの?」
平助の言葉を遮るように男が声をかけた。

「平助に女の子がいたなんて、初耳だなぁ」

「沖田さん!?」
平助の次は沖田さんの声が聞こえた。
振り向けば、確かにそこにいる。

「え……?」

しかし、その隣にいる人に、
夢でもちょっとこれは…と思う。

「わ、たし…?」

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