薄桜鬼夢小説

□第1章 
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楓:「いいか、逃げるなよ。背を向ければ、斬る」かぁ…。土方さんもその時は怖くなかったの?

千鶴:うん。少し怖かったけどそのころは楓くんみたいな男の子の格好してたから頑張ったよ!

楓:ん?千鶴ちゃん。何回言ったら分かってくれるかな?うちは女だよ。もうそろそろ覚えてくれるかな?

近藤:なに!楓くんは女子であったのか!!

土方:近藤さん。あんたもそろそろ覚えてやったらどうです?どこからどう見たって女にしか見えねぇがな…。

沖田:おじゃまするね。千鶴ちゃん、楓ちゃん。今日はどっちが行くの?

千鶴:違うんですよ沖田さん。

楓:お昼と夜に分かれることにしたんです。
  お昼は千鶴ちゃんですよ。

土方:それはちょうどいい。京の町で綱道さんらしき人物を見たって、言う証言が上がってきている。

千鶴:父様をですか!?

楓:よかったね。千鶴ちゃん!

千鶴:うん。みなさんありがとうございます。
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