10Ks!

□亀の独り言
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翌日は俺は仕事で雄一は休み。

和「休みイイなぁ〜っ゛どっか行くの?」

俺は慌ただしく出掛ける支度をしながらカフェオレを優雅に飲んでる雄一に聞く。

雄「ちょっと服買いに。あと、遊花にお土産渡しに行くよ、」
和「お土産っ!俺貰ってないっ゛頂戴っ゛」

俺はネクタイを締めダイニングテーブルに座る雄一に手を出したら優しくペシってされた。

雄「ソレどころじゃ無かっただろう?和也のベッドに潜り込んでそのまんまっ……゛w」
和「まぁ〜ね、…で?お土産は?」
雄「あるよ。帰ったら渡す、ネクタイ、曲がってるぞ?」

立ち上がった雄一がネクタイを直してくれた。

和「夜も逢えるの?」
雄「逢えるよ。ココで待ってる」
和「嬉しい♥chu♥」

少し背の高い雄一の肩に両腕を乗せてキスした。

その時ー、
《rururururu…》携帯の着信音&ワン切り

雄「お迎えだな、」
和「ん〜っ゛もうちょっと一緒に居たいのにぃっ゛♥」
雄「ほらほら、そんなコト言ってないで仕事頑張って来い!(笑)」

マネがマンションに着いた合図のワン切りにぷぅ〜顔して見せた俺に雄一は笑ってハグして俺を玄関先まで見送ってくれた。

雄「夕飯、なんか作っとくな、」
和「ありがとう!…あ!今日帰りマネと打ち合わせだ!ご飯外で食べちゃうんだ↓」
雄「そっか、わかった。じゃあ、何か和也の好きなモノ用意しとくよ、」
和「ありがとう♥好きなモノは雄一だよぉ♥chu♥」
《rurururu…!》

雄「ほらほら、行かないと、」
和「う〜っ゛…仕方ない、いってきますっ゛」

俺は後ろ髪引かれる思いで部屋着姿の雄一に見送られ部屋を出た。


今日の一発目の仕事は『Going!』の取材。

キッチリ朝からスーツを着てしっかり敬語を使いながら取材を済ませたけど、大好きな野球の仕事をしているのに、心の何処かでは『早く帰りたい』気持ちが芽生えていて、取材終了後はいつもみたいに球場を見渡すコトもなくその場を去った。

「なんだか今日はソワソワしてるな、何かあるのか?」

目ざといマネは車のバックミラー越しに後部座席に座る俺を探るように見て聞いた。

和「別に。なんも無いよ。朝からスーツ着てたから堅苦しくて着替えたいだけ。次はMAQUIAの打ち合わせだよね?着替えてもイイ?」
「おい、おい、ココでか?」
和「イイじゃん、どうせ後ろ見えないんだし、スーツ皺になっちゃうし、」

俺は自前のスーツをサッサと脱ぎネクタイを緩めてシャツを脱ぎ始めた。

「亀梨…その鎖骨のトコの紅いの、なんだ?虫さされか?」

マネに言われてハッとした!

(ヤバい!雄一のキスマークだ!)

和「そうそう!虫さされ!…なんか、昨日しつこい蚊がいてさぁ〜っ゛液体の蚊取り線香付けてるんだけど死ななくて…やっぱり蚊取り線香は渦巻きがイイのかな?」

俺はメッチャ慌ててワイシャツの前を締めメチャメチャ早口に喋った!

(やば…胸元にもキスマークある…っ゛乳首もなんかいつもよりぷっくりしてるし…っ゛♥)

俺はそう〜と、広げて見た白い胸のアチコチに昨夜の秘め事の証を見つけて困りながらニヤついた。

(もう〜っ゛♥雄一のやつ♥子供じゃないんだから♥こんな目立つトコにキスマーク残すなよな♥)

「何ニヤニヤしてんだ?さっきから話しかけてんのに、」
和「えっ?なに?なに?」
「蚊取り線香の話だよ。今はいろんな香りがあるみたいだぞ。ラベンダーとか、」
和「へぇ〜っ!そうなんだ!ラベンダーの香りとかなら抵抗無く置けるかもね。洋服に香りついても気にならない。でも、やっぱり蚊取り線香は金鳥だよね?あの昔からの香りのが効く気するよね!」
「まぁ〜…、そうだけど…お前、今日は朝からよく喋るな。珍しい…」

俺はまたまた早口にまくし立てて喋り、余計マネを疑わせるハメになった。

(ヤバい!ヤバい!いつも通りにしなくちゃ!平常心、平常心、)

和「そう?夏だからじゃない?気分的にハイなんだよ!あ〜サーフィンやりたいなぁ〜っ゛」
「サーフィン?やめてくれよぉ?まだ映画の撮りもあるんだ、日に焼けたりしないでくれよ?」

俺のサーフィン話にうまい具合にマネの気が逸れて「やったぁ!」と、心の中で思った。

和「しないよ〜大丈夫っ゛(笑)」

俺は笑顔で答えて着替えの続きを始めて胸元に残る雄一の唇の跡に指先で触れてキュン…♥となった♥

(今夜も逢えるんだよね…♥
またいっぱいキスしてくれるのかな…♥俺のマメチク、こんなにぷっくりしちゃって…♥マメチクがマメチクじゃ無くなっちゃうかも♥)

そんなコトを思ってこっそり乳首を刺激したら益々勃って来てー、
下の方がジュン…♥と熱くなって蜜が溢れるのを感じた♥
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