10Ks!
□ずっと傍にいて-2-
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雄「コッチ、テーブルずらしてリビングでやろう、」
和「うん♥わかったっ゛♥」
(嬉しそうに返事しちゃって…。さっきまで半べそかいてたクセに…っ゛w)
俺は毎度毎度の和也の変わり身の早さに呆れるやら、笑えるやら…っ゛w(本当に、アクロヨガヤルだけに来たのかな?)と、心の中で思いながら和也と一緒にテーブルを移動させた。
和「次は?次は?どうするの?♫」
ワクワクした様子で目を輝かせる和也はまるで仔犬のよう(笑)
俺からの指示を待つ姿にはフリフリ左右に揺れるシッポが見えそうな気がした。
雄「先ずは、パワーラインて言って、下の人の足に上の人が乗った時に1番楽なポイント掛を探すんだ。和也、上に乗ってみ、」
和「俺が上ね。わかった、」
和也は頷いて床に横たわって両足を上げた俺の上に両肘を曲げてヒョイと乗っかった。
雄「お!イイ感じ!」
和「ココ?コレでイイの?」
雄「イイっ゛イイっ゛バッチリ!ココがパワーラインだなっ゛」
和「へぇーっ!案外簡単っ゛♫
もっと難しいと思ったっ゛」
雄「難しいのはコレからなんだよ、今度は俺が上になるから和也下に寝転がって、」
和「OK♥」
今度は、和也が下に寝て両足を上げて俺がその上に乗っかった。
雄「おっ!ココか?大丈夫か?」
和「大丈夫!全然重くないっ゛♥」
和也もアッサリ俺とのパワーラインを見つけて基本は難無くクリア。
その後、バードにストーンにも挑戦したけど、北澤さんとやった時よりも数段やりやすくてビックリした!
雄「流石っ!和也体幹強ぇから全然ブレねぇ〜なっ゛」
俺が上から和也を見下ろして言うと和也は笑って足を曲げた!
雄「うわっ!」
当然の如く急に体制を崩された俺は見事に和也の上に落ちた!
雄「い…っ痛ってぇ〜っ!」
和「アハハっ゛大丈夫?(笑)」
雄「大丈夫じゃ、ねぇ〜よ!いきなり何すんだよっ゛危ねぇ〜なぁ〜っ゛」
和「ごめんっ゛♥ごめんっ゛♥中丸の顔見てたらもっと近くに行きたくなっちゃって♥chu♥」
雄「chu♥…じゃ無いよぉ、ハァ…痛て…下手したら死ぬぞ!」
和「死ぬなんて大袈裟だなぁ〜っ゛大丈夫だよ、俺しっかり受け止めたでしょっ゛♥chu♥」
雄「また、chu♥ってねぇ〜汗、やじゃねぇ〜の?」
俺は結構〜汗をかいていて和也がキスする度にベタベタするんじゃないか、と気になって避けた。
和「あン!避け無いでよっ゛…中丸の汗、やじゃないよ♥むしろ好きっ゛♥chu♥ペロ♥」
雄「あ?舐めたなっ゛w」
和「舐めたよぉ〜ンっ゛♥…だって、中丸の汗も俺のモノだモンっ゛♥」
和也はそう言うと両手でもって俺の顔を挟み熱烈なキスをしたっ゛♥
雄「その発想…さては、北澤さんにヤキモチ妬いたな?」
和「妬いたっ…だって、汗がポタポタ顔に落ちるとか言うんだモンっ゛妬いちゃうよぉっ゛」
そう言ってぷんスカする和也は「だからと言って、決して中丸が浮気してるだなんて思って無いよ」と、付け加えた。
雄「また、中丸って言った。2人の時は雄一、名前で呼べよ。」
和「あ、ついっ゛w…なんか、雄一って呼ぶの照れるんだよねっ゛w」
和也は自分から名前で呼んでというクセに、どういうワケか俺の名前を呼ぶのを躊躇う傾向があった。
雄「なんでかね?呼び捨てに抵抗があるのか?」
和「そうかも…基本、さん付けくん付けが呼びやすいから、」
雄「んじゃぁ、雄ちゃんて呼んでみ?」
和「雄ちゃん?呼びづらいよ!w」
雄「雄くん、」
和「雄くんも呼びづらいぃ〜っ゛」
雄「なら、お兄ちゃんっ゛」
和「お兄ちゃん?お兄ちゃん♥」
何故か、和也は「お兄ちゃん」はすんなり呼んだ。
和「お兄ちゃん♥アクロヨガの続きやろうっ゛♥」
雄「いや、待て。なんか変な感じだ。お兄ちゃん却下。」
俺はなんだかいけないコトをしている様な気になって来たっ゛
和「なんで?イイじゃんっ゛♥お兄ちゃん和也と遊んでっ゛♥」
俺が嫌がるのとは裏腹に、和也はすっかり「お兄ちゃん」呼びが気に入ったらしく「お兄ちゃん」を連発したっ゛