仁亀百色玉手箱〃

□love song (君の歌・君の声)
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k「ぅン・・・も・・・ムリ・・」

j「・・・もうちょっと、(笑)」

k「ああッ!・・・ンっ//」


もうこうして仁の下に組み敷かれてから3ラウンド。

殆ど休憩も無しで攻め立てられてもうムリだって言ってるのに許してくれない。


j「minimumになってる間和也を抱けてないンだから、その分取り戻さなきゃ♪」

k「あぁッ!・・んっも、//そンな理由ぁる・・・かょ・・・あッ!」

仁が繋がりながら俺の身体を横に向けた。


j「和也のココ、すげー熱くなってる・・・chuッ」


仁が後ろから俺に絡み着いて仰け反る首にキスして来た。


k「あ、当たり前じゃんッッ// どンだけ擦りつけてると思ってンの//」

j「お?まだそンな生意気なコト言う?・・・じゃ、もっと熱くしちゃぉ!」


仁はそう言うと一際激しく俺を攻め立てた!


k「あああッ!・・やぁっ//・・・ああぁぁ・・・ッ」

j「ハァ、・・ん、ッあ、イクッ-!!!!」


仁が腰が折れそうなくらい打ち付けて来て、俺も仁も一緒に果てた-









*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:



-翌日-



k「う``〜腰ダルいぃ〜↓」


俺、亀梨和也はラジオの収録現場に来ていた。

本番が始まる前の休憩時間、デスクに突っ伏して腰の痛みとダルさを逃していた。

ふと、携帯を見ると珍しい人からの着歴があった。

俺は「なんだろう?」と、不思議に思ったけど、休憩の間に電話を掛け直した。


北「もしもし」

k「あ!亀梨です!・・お電話頂いたようで・・・」


電話の相手は、以前事務所関係のパーティーで知り合った音楽プロデューサーの北王子さんだった。

北王子さんは、見かけとは裏腹にとても気さくな人柄で、そのパーティーでも始めてあった人とは思えないくらいよく喋った。

話の流れで俺がボイストレーニングが出来る場所を探している、という話になって、普段余り使うコトのないスタジオを、好きに使って良いと言って鍵を貸してくれるような人だった。


その北王子さんが俺と会って話したいコトがあると言う。


しかも、仁も一緒にだ。


北「君も忙しいだろうから、日時はそっちで決めてかまわんよ、予定が立ったら連絡をくれ。」

k「はい。わかりました・・・。仁にも・・・いや、赤西にも聞いてみます。」


俺はそう言って電話を切った。


k「俺や仁と会って話したいコトって・・・なンだろう・・・?」


俺は首を傾げながら携帯をOFFにした。









*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




j「北の王子さま? 誰それ?」

k「『北の王子さま』、じゃなくて、北王子さん! ほら、この間行ったスタジオの持ち主だよ、」


俺は、その晩帰ってから早速仁に昼間の電話の話をした。


j「その北の王子さまが俺達になンの用だよ?」
k「だから、北王子さん。 ・・・お前、ワザと言ってるな、」


俺は今夜の夕飯、ラザニアをオーブンから出しながら仁を睨んだ。


j「だって、そう呼んだ方が面白いじゃん♪ お!美味そう〜♪いただきまぁ〜す♪」

k「まだ、熱いよ!今、取り分けるからもう少し待てよ、」


俺は投げ掴みをはめたまま、食器棚から取り分け用のお皿を出した。


仁がワインの栓をポンッ!と抜いてグラスに注ぐ。


俺も席に着いて、アツアツのラザニアが冷めないうちに手を合わせて「いただきます」をした。


j「うん!美味いッ!最高〜♪」

k「でね、会う日は俺達で決めていいって言うンだけど・・・どうする?」

j「別に俺はいつでもいいぜ?和也の予定に合わせるよ、」


仁はそう言って俺の作ったラザニアをハフハフ言いながら食べていた。


k「うん。 わかった。 一度スケジュール見て考えてみるよ、」


俺はそう決めて仁と同じ様にアツアツのラザニアをハフハフ言いながら食べた。
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