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□࿓ 激おこプンプン丸事案 ࿓
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7月某日ー、
雄「和也!」
2019 LIVETOUR 『IGNITE』
リハーサルの為楽屋に向かう途中雄一が後ろから走って来た。
和「おはよう、何?ロケ先から来た?」
『シューイチ』のロケが朝イチで入っていたのを知っていた俺は廊下を駆けてくる雄一に聞いた。
雄「うん、思ったより早くロケ終わって…ソレより話しときたいコトがあるんだ、」
和「着替えも済ませて来て偉いじゃんっW褒めてつかわそう🎵」
白のTシャツに黒ジャージの雄一を見て右手を伸ばし頭を撫でてやったっW
雄「そうだろう〜っW偉いだろう〜っW……って、そうじゃなくって!大事な話があるんだよ!」
和「大事な話?」
竜「おーっWお二人さん!おはよう!」
ソコに上田も合流してハイタッチした。
竜「中丸、なんか髪型決まってンなっW」
雄「だろ?今日のメイクさん新人だったけど、腕が良くって…じゃなくって!大事な話があるんだよ!!」
和竜「「え?なに?」」
雄一がやたら声を張り上げて言うから俺と上田はシンクロして聞いた。
雄「実は、俺……」
「何してる。楽屋に入れ」
雄一が話そうとしたら、一条さんが中島を連れてやって来た。
雄「あちゃーっ!」
和「うん?なに?」
竜「どした?」
右手で頭を掴み眉間にシワを寄せて万事休すな面持ちの雄一に俺と上田が声を掛けながら楽屋へと歩いた。
楽屋に入ると一条さんが切り出した。
「リハーサルの前に話しておくコトがある」
俺と上田は『なんだろう?』という顔で一条さんを見詰めた。
「中丸から話を聞いたかも知れないが、週刊誌に記事が載る。」
和「記事?なんの?」
「熱愛報道だ」
竜「熱愛報道!?誰がっ!?」
雄「……俺です↓」
革張りのソファーの背もたれに座っていた上田が叫んで俺と雄一の顔を見比べていたら、雄一が俯き加減に右手で顔を隠して左手を上げていた。
和「はぁ?」
そう声を出したのは俺
本当に「はぁ?」と、いう気持ちだった。
和「どういうコト?」
雄「違うんだ!コレは…っ!熱愛とかじゃなくて…っW」
極めて冷静さを保って聞いた俺に、雄一は腰掛けていたカウンター式の椅子から立ち上がって縋り付く様に言って来た。
和「なんだよ?」
雄「熱愛とかじゃ無くて、たまたま女の子が一緒の時に撮られただけなんだよ!」
和「はぁ??」
竜「たまたまって…っWw中丸!往生際が悪いぞっWww」
雄「だから!違うんだって!!」
雄一の要領を得ない話し方にイラついた俺は冷めた気分になって責めるのも嫌になりリハーサルに行く準備を始めた。
雄「おい!和也!」
和「話があるなら後にして!俺ら今はリハーサルやりに来てるんだから、」
そう言い放つと、上田も俺につられて楽屋を出た。
雄一は直ぐに俺の後を追いたそうに見えたけど、一条さんに捕まって何やら話し込んでいた。