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□タメ旅+[台湾編]
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そんな熱い逢瀬があってから数週間後ー、


8月から始まるライブツアー

『CAST』のミーティングに集まった時に宇宙sixのメンバーも来ていた。


「亀梨くん!お久しぶりです!」
和「久しぶり」

休憩時間に目黒が俺の横にやって来ていつもの屈託のない笑顔で挨拶して来た。

因みに、雄一もすぐ近くでマネージャーとスケジュールの話をしていて俺はソチラにチラリと目をやり目黒に近付いた。

和「目黒」
「な、なんですか?」

俺がいきなりグイっと顔を近づけたから、目黒は飛び上がるほどビックリしていた。

和「ゴミ、肩に着いてた」
「あ、ありがとうございます!」
和「顔真っ赤だな(笑)何?ドキドキしちゃった?」
「ドキドキしましたぁーっW❤亀梨君、メッチャイイ匂いするから❤」

耳まで赤くなって話す目黒を可愛く思っていると、雄一と話していたマネージャーが俺と上田を読んでまたミーティングの続きが始まった。俺は目黒に手を振り会議室へと入った。


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ミーティングが終わり俺と雄一だけ先にエレベーターに乗り込んだ。


雄「和也、さっきのワザとだろ」

不意に雄一が耳元で囁いて来た。

和「え?何のこと?」

俺はスグにピン!と来たけど知らん顔をして前を見た。

雄「とぼけやがって」
和「雄一こそ、スンて顔してマネージャーと話してたじゃん」

俺は数週間前の夜を思い出しながら話していた。
「俺のモノだ…俺のモノだ…和也」なんて、あんな束縛心丸出しで抱かれたコトなんて無かったから今でもあの時の雄一の声と熱が身体に染み付いていて…❤

時々ヤバいくらい濡れてしまう❤

そんなコトを考えていた時だ。

雄「今夜、覚えとけよ」
(えっ?)

振り返った瞬間!
視界が暗くなった

ソレは本当にあっという間の出来事

唇が塞がれた!

気がつけば雄一は後から乗って来たマネージャーや上田に場所を空けて俺から離れて立っていた。

(えっ?えっ?…今、キスしたよね??)

俺は自分の唇に指を当てながら雄一の顔を盗み見た。
けど、雄一は何事も無かったように上田と談笑していて俺は目尻にシワを寄せて笑う雄一の横顔に釘付けになったっW❤

(なんだよっWいつの間にそんなワザ覚えたんだよ!)

ちょっと前までは俺からばかり仕掛けて雄一を翻弄させて時にはやり過ぎて困惑させていたのに

(俺を翻弄させるだとぉーっっW❤❤❤❤❤)

『ハッ!』

俺はココに来てさっき耳元で囁いた雄一の言葉を思い出した!

「今夜、覚えとけよ」

『確かにそう言った!』

(えっ?えっ?今夜、覚えとけって……???)

和「あっW❤」
竜「どうした?亀?」
和「えっ??…いや、なんでも…」

目敏い上田が俺の異変に気が付いて振り返った。
雄一もコチラを見ている。

和「ふっ!」
竜「亀?」
(ダメだ!雄一の顔見るとまた濡れて来ちゃうっW❤❤)
竜「おい?大丈夫か?顔、真っ赤だぜ?…ちょー、マネージャー!」

エレベーターが止まり降りて車を取りに行ったマネージャーを呼び戻そうとする上田に「大丈夫だから、大丈夫だから、」と、自分でもわかるくらい火照った顔を隠しながら弁解する俺っW

心配する上田の後ろでチラリと俺を見た雄一と目が合った!

雄「ふ…(笑)」
(笑ってるぅーっW絶対確信犯だ!!)

雄一に何か言ってやりたい気持ちは山々なのに、身体の火照りと濡れた下着が気になって何も言えないっっっWWW

ソレどころか
『今夜、覚えとけよ』

雄一の声が耳から離れなくて❤

俺は益々前屈みになって熱くなる自分の身体に悩まされたっW❤

(はぁーっW❤…どうしてくれんだよ!全くっW❤❤❤)


俺は心の中で叫びながら
涼しい顔をする雄一を睨みつけるしか無かったっW❤




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『タメ旅+[台湾編]』


【お※し※ま※い】


【あとがき】

最後まで読んで頂きまして
誠にありがとうございますっW
(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡

『タメ旅+[台湾編]』
やっと、やっと、最終話まで書き上げるコトが出来ました!
長い間、更新するコトが出来ずに読者の皆様にもご心配をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

紆余曲折アリで、最初に思いついたお話の流れとはだいぶ変わってしまいましたが(執筆始めはタメ旅+の台湾行きだけのお話です終わるはずでした。)ソレが日本へ帰ってからのエピソードも書いて目黒君ネタもちょっぴり入れたりして…( ̄▽ ̄;)
本当に好きに書かせて頂きました。ありがとうございます
(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡

そういえば、私『コロンビアパンツ』の説明2回入れてますよね?
( ̄▽ ̄;)
しつこ過ぎたかなぁーっWと、
反省中であります。

他にも色々反省点がありながらですが、また別のお話も書きますので宜しかっらまたお付き合い下さいませっW(੭*ˊ꒳ˋ)੭♡


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