10Ks!

□〜Follow me〜【愛で地球を救った亀ちゃんはエロでゆっちに救われます…♥】
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亀「お疲れ様でしたーっW」
「お疲れ様ぁー!いや、亀梨くん本当にお疲れ様!24時間テレビの後でまた生放送なんて前代未聞なんじゃないの?」
亀「いやいや、そんなコトは…」

『Going!』の生放送を終えた俺はピンマイクを外し上田さんと一緒にスタジオを出た。

「亀梨くんお疲れ様!頑張ったね!」
亀「お疲れ様です!ありがとうございます!」
「ほらほら、いつもよりお疲れ様の声も掛かってるよっWやっぱり凄いコトだよ!亀梨くん偉業達成だよっW」
亀「偉業達成なんて大袈裟ですよっW…そりゃあ、少しは頑張ったかなって思いますけど…」

そう話している間にも行き交う何人ものスタッフさんに「お疲れ様」の挨拶を頂いて俺自身も普段とは違う空気感に包まれているのを感じた。

「因みに、明日のスケジュールは?流石に休みだろ?」
亀「いえ、午後からコンサートのリハーサルが入ってます」
「コンサートのリハーサル?!マジでかっ!」

俺が頷くと、上田さんは目を丸くして驚き大きく後ろに身を引いた。

「まぁー、頑張るのもイイけど さぁ…本当に体大丈夫か?心配だなぁー、そんな休み無しで、」
亀「大丈夫ですよっW半日はOFFだし、リハーサルも軽く流すだけですから、」

俺はそう上田さんに笑顔で言ってお互いの楽屋に戻るため廊下で別れた。


亀「ふぅー、…とはいえ、やっぱり疲れたな…」

楽屋のロッカーを開けて鏡に映った顔をよくよく見ると、薄らクマが出来ていて顔全体に疲れが滲み出ているのがわかった。

《♬♬♪♬♬》

亀「あ、中丸からだっW❤」

鞄に入れて置いたiPhoneにLINEが入って開くと、中丸から「着いた」と、一言あった。

俺はこの一言を待っていたっW❤

中丸が迎えに来てくれると昨日約束してくれてからソレだけをモチベーションに頑張ったっW❤

亀「駐車場着いたんだ❤…今、楽屋だから…少し待ってて…と、」

俺はポチポチとiPhoneを押して送信すると、即座に中丸から「了解」と、返事が来てその短い返信にも顔を緩ませて急いで着替えたっW



駐車場に着いた俺はキョロキョロと辺りを見回して中丸の車を見つけると弾むように駆け寄った!

亀「お待たせっW❤」
雄「お疲れ様っW❤24時間テレビにGoing!頑張ったなっW❤」
亀「うん、ご褒美❤」

後部座席に滑り込んだと同時にそう言って、頭を運転席に座る中丸の方に向けると中丸は笑顔で俺の方を向いて長く綺麗な手を伸ばしてヨシヨシと優しくイイコイイコしてくれて❤俺は心から幸せを感じた❤


雄「腹、減っただろ?簡単にだけど夜食用意しといたから」
亀「ほんとう?嬉しい❤中丸の家?」
雄「いや、亀んち。明日もコンサートのリハあるんだろ?亀の家からの方が若干、会場近いしな、家に帰りたいだろうと思ってさ、」
亀「ありがとうっW❤…なんか、色々考えて貰っちゃったね❤中丸も忙しいのに…」
雄「何をおっしゃいますかっW愛で地球を救った亀梨さんほどじゃ無いですよっW(笑)」

中丸はそう言って笑い、いつもの安全運転で俺を自宅マンションまで送ってくれた。


亀「ただいまぁ〜…て、そう言えば、夜食作ったって言ってたけど…俺んちの冷蔵庫ほとんど空っぽじゃなかった?」

俺は玄関の鍵を開けて廊下を歩きながら聞いた。

雄「食材は買ってきたから…と、いうか俺んちで作って持って来たんだよ、」

そう言ってキッチンに入ると寿司桶らしい丸い木の桶に白い布巾が被さっているのが見えた。

亀「え?何?まさかお寿司?」
雄「布巾取って見てみろよ(笑)」

俺は言われるがまま、ダイニングテーブルの上にある寿司桶の布巾を取って見た。

亀「あ!ちらし寿司だっW❤」
雄「いい海鮮が手に入ったから作ってみたんだ。亀の好きなイカも入ってるぞっW♬本当は握り寿司用意してやりたかったけど、作り置き出来ないからなぁー、」
亀「いや、嬉しいよっW❤俺、丁度酢飯食いたかったんだ!時間も遅いし普通にパスタやラーメンよりちらし寿司の方が胃にもたれないしっW❤」
雄「酢は疲れも取ってくれるらしいからな、先に風呂に入るか?ちらし寿司は冷めないし後は汁物作るだけだから、」
亀「ううん、先に食べる!本当にお腹ペコペコなんだっW24時間テレビの間もほとんど食事らしい食事はしなかったからさ、」

俺はそう言ってペッタンコに凹んだお腹を右手で摩って中丸に見せた。

雄「やっぱりな、亀はコンサートの時も絶対食べ物口にしないからなぁー、今回も食べてないと思ったよっW」
亀「だって、食べたら眠くなっちゃうモン、ソレよか早く食べたいっW❤コレ、リビング持っててもイイ?」


俺は早く中丸手作りのちらし寿司が食べたくて寿司桶を抱え込んで上目遣いに聞いたっW

雄「イイよ、持ってって(笑)今、アサリのおすまし作るから向こうで待ってて、」
亀「アサリのおすまし?やったーっW❤俺、アサリのおすまし大好きっW❤」

俺は好物三昧に嬉し過ぎて寿司桶を抱えたまま狭いキッチンでクルクルと回ったっW

雄「ムダに元気だなっWwハイハイ、わかったからリビングに運んで少しはゆっくり座っとけよっW」
亀「はーいっW❤」

中丸が冷蔵庫脇に掛けてあったエプロンを長い首に掛けて冷蔵庫からアサリを出すのを見て俺はワクワク❤しながら寿司桶をリビングへと運んだっW❤
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