10Ks!

□ある日の2人
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和「スゲェーっ゛あゆってお手伝いさん5人も居るんだって!」

俺の家のソファーで録り溜めた歌番組やらバラエティー番組を流しながら隣にチョコんと座って膝を抱えてiPhoneを見ていた和也が言った。

雄「お手伝いさんが5人…」

俺はその言葉に妄想に耽る

(5人も居たら選り取りみどり♫色んなタイプの可愛い子で埋め尽くすなっ゛♫)

思わずニヤケる俺

和「雄一…今、なんかいやらしいコト想像しただろ?」
雄「いや?別に…」
和「ウソ!絶対なんかエロいコト考えてた!だって顔がニヤケてたもん!
どうせ、お手伝いさんが5人❤イイなぁーっ゛❤色んなタイプの女の子集めよう❤とか、考えてたんでしょう!」
雄「考えてねぇ〜よっ゛…そういう和也こそお手伝いさん5人も居たらどうする?」

俺はまんま図星された心をコレ以上見透かされ無いように、慌てて話題転換をしたっ゛
すると、和也は「お手伝いさんが5人?」…と、ソファーの上で胡座をかいて腕組みしながら「う〜ん」と、考え始めー、
しばらくしてから口を開いた。

和「もしも、お手伝いさんが5人居るとしたら…全員雄一がイイっ゛❤」
雄「はぁ?俺?全部?」

俺は和也のまた突拍子も無い話に真横で目を丸くして聞いたっ゛

和「そう❤5人とも全部雄一にして、執事の格好させるのっ゛❤」
雄「出たよっ゛俺が和也の専属爺になる計画っ゛w」
和「うふふ❤爺とは言って無いじゃんっ゛執事だよーんっ゛し・つ・じっ゛❤」
雄「どっちも同じだろ?何でそんなに俺を執事にしたいかね?」
和「決まってるじゃん!雄一と一緒に居たいからだよっ゛執事ならずっと俺の身の回りのお世話してくれるでしょ?…俺、『謎解きはディナーのあとで』の翔くんみたいな執事欲しいーっ゛❤雄一なってよっ゛」
雄「ハイハイ、その話は却下。…全くっ゛俺をKAT-TUNから抜けさせるなよっ゛wまだヤラセてくれよっ゛ww」

和也が俺を専属執事にしたい話は耳にタコが出来るほど聞いてるから、半ば「勘弁してくれ!」という気持ちを込めて言った。

和「執事になってもKAT-TUN続ければイイじゃん!ヤクルトの古田さんみたいに兼任すれば?」
雄「兼任?アイドルと執事をか?」
和「そう!アイドル執事って売れそうっ゛❤」
雄「売れねぇ〜よっ゛ww どういう思考回路してんだか、全く…」

俺は呆れてモノが言えないと態度で示して録画しておいた番組をスクロールした。

和「あ!待った!ソレ見たい!」
雄「トキカケ?…確か、ゲストはHey! Say! JUMPだよな?」
和「そう!そう!有岡や薮に圭人、高木くんが出てるんだよ」
雄「普段目立たない奴らがゲストなんだな?面白そう!見よう!見ようっ゛!」

俺は和也と同じテンションになって、ウキウキしながら『トキカケ』を見始めたっ゛
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