君の秘密は、僕のモノ

□LOVE♥LOVE♥大好き♥愛してるっ♥【おまけ】
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※(このお話は『LOVE♥︎LOVE♥︎大好き♥︎愛してるっ♥︎』の番外編です。本編の第9話から始まります。)
唐突ですみません。m(_ _)m

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そんな俺に中丸は呆れた声で言った。

雄「お前、間違ってるよ、」
亀「…えっ?」
雄「亀がどう思ってるのか知らないけど…竜也は俺たちのコト認めてくれてるんだぜ?」
亀「認めてる…?俺たちのコト?」

俺は信じられない気持ちで中丸を見た。

雄「そうだよ、認めて応援してくれてる。別れて直ぐの心境は違っただろうけど、今は何とも思って無いよ、」
亀「ウソ!」
雄「ウソじゃ無い。竜也はそんなコト引き摺るようなヤツじゃないよ、」
(そんなコト?…)
亀「中丸にはそんなコトなの?」

俺はもう、支離滅裂。
誰に怒りをぶつけてるのかわからなくなって来た。

雄「亀っ!いい加減にしろ!」
亀「…っ!」

中丸に珍しく…いや、初めて本気で怒鳴られた気がしたっ!
俺は滅多に怒らない中丸に叱られたコトに萎縮して何も言えなくなった…。

雄「亀…」
ピクンと動く俺の身体。
中丸が次になんて言うのか怖くて仕方が無い。

亀「!?」

縮こまる俺の頬に中丸の温かい手が触れた。
顔を上げると真っ直ぐに俺を見詰める中丸の切れ長な瞳と目が合った。

雄「亀、お前は何がそんなに怖いんだ…?何を恐れてる?」
亀「…う、」
(何を?何を怖がってるって…?俺は何を…)
亀「!…な、なに?」
雄「亀は余計なモノを見過ぎなんじゃないのか?余計なモノばっかり見て、本当の大事なトコロが見えてない。」
亀「きゃっ!」

中丸は外したネクタイで俺に目隠ししたかと思うといきなり押し倒されたっ!

雄「だったら見なきゃイイ。…今から感じるコトだけ信じればイイんだ。」
亀「あっ…!」

中丸が俺のセーターを捲るのがわかって、ふいに触られたウエストがビクン!と、跳ね上がったっ

亀「怖いよ…っ!何されるかわかんなくて…っ」
(いきなりこんなハードなコトしたくない…っ)
雄「怖がらなくてもイイよ、いつも通りに亀を愛してあげるだけ。ただ、目隠ししてるだけだよ、」

中丸はそう優しく言って俺の震える耳元にキスした。

雄「嫌なら外せばイイ…」
亀「…んっ」

そう優しく囁く中丸の唇は柔らかく俺の唇を包み込んで…

真一文字に結んでいた俺の冷たくなっていた唇を次第に溶かしていき、ソレと同時に俺の中の頑ななシコリもグラスの中の氷の様に徐々に溶け始めるのを感じた…っ♥︎
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