気づいてよ、ねぇ?

□prolog
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「蘭丸っ!朝だよ、学校行こう?」







「玲は朝に強いな・・・ははっ」



気怠そうに家から出てきた一つ年上の幼なじみは、私の頭をくしゃっと撫で、何時もの通学路を歩み始めた。



「玲、一様俺は先輩でお前が後輩なわけだし"蘭丸先輩"って言えよ?」



「・・・あ、そういえば・・・・・」



そう切り出す私に愚痴るように 無視かよ と言う蘭丸は何時ものようにかっこかわいい



私は面には出さないが蘭丸に恋愛感情を抱いていた。



それを知るのはもう一人の幼なじみ____だけ―――――
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