鋼の錬金術師

□2色の雨
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エドは赤。アルは黒。こうして戦いの準備はできた。今こそ勝負の時。
「今からタイマーを10秒後にセットするよ」
ピッピッピッ・・・・・・
「「5・4・3・2・1・」」
ぴぴぴぴぴぴぴぴっっ!!
「行くぜオらぁ!」

「負けないよ!」

エドはもとからでていた10の上にJ,Q,と載せていく。
だがその頃アルの手札はつきかけていた。

アルが出せなくなった所にエドは1,2,3,4と出していく。すかさずアルも続きを出す。

結局どちらも出せなくなった。
「兄さん行くよ?」

「あぁ」

「「いっせーのーせっ」」
ばんっ!と出すと左が2みぎがQ。
エドもアルも左にだしに行く。
エドが3を出してあるが4.しかしまたエドが3、2を出してアルが出せなくなる。
続けてエドは1、K、Qを出すがアルにJ、10,9,8・・・・と出されていくため惜しくもエドは負けてしまった。

「さぁ兄さん。約束だよ?ボクの言うことなんでも聞いてね」
「あ、あぁ。約束だからな……」
「じゃあ、兄さんをヤらせて?」

いっきにエドの顔は蒼白になり後ずさりをする。
だがアルに捕まりあえなくベッドへ直行という形になった。

「いやだぁ、はなせぇバカアル!」

「なんとでもどうぞ〜負けた兄さんが悪いんだからね
「畜生〜こんなことなっ、ん、っは、ぁ」

あぁ、兄さんの唇はなんて柔らかいんだろう。
アルに喋りかけの口を塞がれ舌を絡めあう。

「兄さん、嫌だとか言うわりには随分躯は素直じゃない?」

「アルっ、ちょ、やめっ」
服の間から手を入れられて完璧に身動きがとれない。それに胸の頂きを愛撫され喘ぐ始末。

「兄さん本当はM?それも相当な感じだよ?」

「んっ、うるさっ、あぁっ!」

トランクスの中に手を入れ中心を包み込む。
そして口で胸の頂きを含む。
「やっ、やめって、あるぅ」
顔が紅く紅潮し、目が潤みとても色っぽい。
男も女も一撃だろう。

「兄さんは誘ってるの?目がとろんとして蜂蜜みたい 」
なんてアルは喜んでいても言われる本人はとても辛くそれどころではない。

「ん〜、そろそろかな」
中指をエドのつぼみに押し込む。
「ひっ、やぁっ!」

甲高い声が聞こえる。自分で発した声にもかかわらずエドは全身に虫唾が走る。

「兄さん女の子みたい。でも本当の女の子よりもっとかわいい」

微笑んでるあるの顔を見るたびに(こいつの頭は可哀想だ)と思う。
  
アルとこんな仲になったのはずっと昔からだ。

「じゃ、そろそろ入れるね?」
自分のをそっと押し詰めて行く。
「いっ、あぁっ!やっ、んっ!!」

全部が入ったわけではないのだが先にエド自身から白濁の汁がシーツを汚す。
「あぁあ、兄さん先にイっちゃったね。そんなに僕の良かった?」

エドは息をするのも必至そうなのにアルは相変わらずSっ気が収まる気配がない。
言葉攻めに走る。自身を入れながら。
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