イチニ書きさんに102のお題

□008 バカップル
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こんにちわ、皆さん。
カトル・ラバーバ・ウィナーです。
今日は久しぶりにヒイロと連絡がついたので、一緒にお茶をしようと。
それで指定されたお店にいたんですが。

「よぉ!カトルじゃないか、久しぶりだなぁ」

いたのはデスサイズヘル搭乗者だったデュオ・マックスウェル。

「デュオ!何故あなたがここに…いえ、本当に久しぶりですね。元気でしたか?」

「あぁ」

「所で…デュオは誰か待ち人でもいるのですか?」

「アイツだよ、アイツ」

これで察した。
彼もまたヒイロを待っているのだと。
自分の暮らしや世間話をしている時にようやく彼は来た。

「待たせたな、デュオ、カトル」

「ヒイロ、お久しぶりです!」

「やっと来たな」

ヒイロが座るのはデュオの隣。
デュオはブラックコーヒー、カトルはミルクティー、ヒイロはアールグレイを頼んだ。
最初は気づかなかったが、気づいてしまった。
僕は、ヒイロとデュオが恋人だっていうのは知ってる。
仲がいいのもよく喧嘩するのも知ってる。

けれど……

「ヒイロ、あーん」

「…………」

ケーキを頼んでいたデュオはヒイロに食べさせている。
ヒイロは黙って口を開ける。
口に入れたまま、デュオにキスをした。

「あ、わぁぁ\\\\\」

お願いだからさ、こんなところでやめてくれ。
僕は切実に願った、この日だった。

「美味いか?」

「あぁ、美味かったぜ」

あぁ、もうッ!

見てるこっちが恥ずかしい!
このバカップルが!!!!!!!

その後もずっとそんなことが行われてました。

End

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