鋼の錬金術師
□季節の流れ
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夏が終わって秋が来たなぁ、なんtr思って外に出たら寒いのなんの。
「兄さん、寒いからちゃんとあったかくして出てよ」
「さっぶ、何これ。秋きたんじゃねぇのか?」
「仕方が無いよ、朝と夜じゃ気温差も激しいし」
秋だというのに既に木々は葉を落としかけている。
オレンジや赤の葉は風に吹かれ、舞い、散っていく。
「兄さん、もう冬が来る。だって11月半ばだもの」
「そうだな」
そう言ってアルとエドは手をつなぐ。
アルは笑い、これで寒くないねと言う。
エドもつられて笑い、寒くないようしっかり手を繋いで外へ出かけた。
end