百人一首

□13 筑波嶺の
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いつからだろう、
いつからだろうか、

そなたの存在が私のなかで
こんなに大きな存在になったのは


どうしてだろう、
どうしてだろうか、

なぜ、気づかなかったのだろうか

離ればなれになって
改めてそんなことを思うなんて


千尋がここにいたときだって
確かに愛していた

しかし、離れてこんなにも膨れ上がってしまうなんて




 逢いたい

     逢いたいよ

 千尋…──。








 いつかまた
 逢える日を信じて、
 私は──。






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