空を仰ぐ

□ご挨拶
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*あとがき*



最後雑ですね。ちゃんとケツ拭けよって話ですが、とりあえずコレで改稿は終了しました。
今回、もりくま一周年ということで処女作である『空を仰ぐ』を完結させまして、少しはマシになった…かな?と思います。まだまだ伝えきれないことがありますが。
大幅にカットした部分もあり(土方、沖田vs神威、阿伏兎とか)、内容的には短くなってしまいました。

私の我が儘で改めて手をつけた作品ですので、これからは他の連載作品を完結させる為に、執筆していきます。

ここまでお付き合いありがとうございました。
そして、改めてこれからもよろしくお願い致します。


2013.7 完










以下

*解説*

白夜叉と言う銀時の別の人格は、銀時が幼い頃に出来たものです(この時点で名前はありません)
当時は二人は仲良く支え合って生きていました。
時は流れ、銀時が桂や高杉と出会うと、白夜叉の存在は銀時の中で必要がなくなってきてしまいます。
辛いことや、悲しいことへの対処法が出来たからです。

攘夷戦争時代、松陽先生を失って深い悲しみに襲われた時、白夜叉は再び現れます。
銀時が毎日戦いに明け暮れる中、白夜叉は銀時を支える為に代わりに戦いました。
桂や高杉も、ここで銀時の中に別の人格がいることに気が付きます(ここで周りの者が銀時と別の人格を区別する為に、『白夜叉』と言う名前を付けました)


戦争が終わると、銀時は白夜叉にこれ以上、辛い思いをさせない為にと白夜叉のことを忘れようとしました。
しかし、それが白夜叉にとっては辛いことであって、存在を否定されたと勘違いしてしまいます。


今回、白夜叉は薬の作用で久しぶりに表に出てくる機会を得て、銀時の護る世界を壊そうとします。
初めはムシャクシャしていた部分(自分が代わりに表に出たい)、一人になった寂しさからでしたが、心の底ではやはり銀時のことを一番に考えていて、沢山のものを背負いすぎた銀時の荷を軽くしようと思っていたのでした。

時間がなくなってくると、白夜叉は疑問に思い始めます。
これで本当にいいのか?と。

そして自分が銀時の振りをして、銀時が護る者が本当に必要なのか?を試します。
その為に最終決戦で白夜叉の心には迷いが生まれ、神楽と新八を手にかけることが出来ませんでした。

最後の対面で、お互いの本当の気持ちを言い合った二人は、やっと相手が何を考えていたのか理解することが出来ました。
白夜叉は自分の存在が銀時の為に良くないと思い自分から身を引きます。









 

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