銀魂A

□第四章
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「どーせ俺なんて、ケツ毛ボーボーだしさァ、女にモテるわけないんだよ」


スナック「すまいる」に、盛り上がる周りの客とは対象的に俯く男。


「そんなことないですよ。男らしくて素敵じゃありませんか」

「じゃあきくけどさァ、もしお妙さんの彼氏がさァ、ケツが毛だるまだったらどーするよ?」


その男の隣に座る女は凛とした表情で微笑む。


「ケツ毛ごと愛します」


男…近藤 勲は、恋に落ちた。
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