短ブック

□空気を読む鼠は空気を壊す
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私には好きな人がいる

すごく照れ屋さんで目元の隈がチャーミングな人

そりゃもうかっこよくて

もう…とにかく素敵な人!!

ということで今日も行きましょう!!

彼が待っているぅぅぅぅぅぅ!!

「ローさん愛してまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!」

「失せろ変態」

ゴスッと音とともに顔面に走る痛み

いやん、ローさんの靴が顔に!!

ペロペロしたいっ

「変態じゃありません!!異常なだけです!!」

最高の笑顔で言えばローさんは溜め息を吐いて歩きだした

「あ〜!!置いてかないでくださいよ〜」

「あぁ゙?てめぇが勝手について来てるだけだろ」

むふふ!!

そうなのです!!

私は一般市民で平々凡々な女の子です!!

しかし!!

ローさんと運命的な出会いを果たして、ローさんの近くにいたいという執念だけでついて来てるのです!!

もう、そりゃもうハートの海賊団の船が出航するギリギリに潜りこむ事をして…

「そりゃもう…ローさんの為ですから」

「頼んだ覚えはねぇ」

「あります〜。夢の中で!!」

ドヤ顔したらまた置いてかれた

うん、こんなもの日常茶飯事

再び歩きだし、ローさんの隣につく

別に無理してあわせてないよ?

だってローさんが何気に歩幅あわせてくれてますから!!

いやいや、妄想なんかじゃありませんからね
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