短ブック

□今日の約束の疑問、それは明日の質問
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一つ目。

私があの親友のニヤけた顔の理由に気付けなかったこと。

二つ目。

いつも以上にオシャレをしてきてと言われたことに疑問を持たなかったこと。

三つ目。

集合場所は駅前の居酒屋の前と言われた時に、いつもは店の中で待ってるのを忘れたこと。

さぁ、その条件の全てが揃えばあることがおきる。

「じゃあ、よろしくっ!」

「「「よろしくお願いしま〜す!」」」

「・・・・・。」

私の横には3人の親友と友達。

目の前にいるのは4人の見知らぬ男達。

そう、私は合コンに参加させられているようだ。

「ちょっと!ミサ!」

私は隣に座っている親友を小突く。

「何ぃ?セレナ。」

「なんで男の人たちがいるの?!」

「合コンだからに決まってるじゃん。」

「それは分かってるよ。なんで、合コンなのって聞いてるの!今日は女子会じゃなかったの?!」

「私そんなこと一言も言ってないけどぉ?」

こんの腹黒策略家娘!

「・・・私を騙した訳ね。」

「だってセレナいつまでたっても男っ気ないんだもん。」

「男っ気がなくて悪うございましたねぇ!」
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