シリーズ☆
□優しく帽子が揺れた日
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春島についた一行は早速食糧調達などをはじめていた
そしてセレナはベポに連れられ、町に来ていた
「ベポー!ローは?ローわぁ?!」
「セレナ、キャプテンは今薬の買い物に行ってるんだよ?」
「むぅ・・・やぁだ!きょうはローとあそぶってやくそくしたのぉ!」
頬を膨らませて繋いでいる手をはなそうとするセレナにベポはホトホト困り果ててた
いつもはここまでわがままでは無いからだ
「う〜ん・・・・もう少しで来るから、ね?」
「ベポがいってもやぁだぁ!」
今にも泣きそうな顔をして言う為、キャプテンのところに連れていこうかとベポは思う
「・・・・じゃあアイス!」
「アイス?」
「アイスかってくれたらローくるまでまつっ!」
「!ほんと?じゃあ買いに行こー!」
「おー!!」
買ってもらえると分かった途端セレナは笑顔でしっかりとベポの手を握った
それはもう逃がさないとでも言うように
「むふふ〜!アイスッアイスッ!チョコのがい〜!」
「じゃあチョコアイス買おうね!」
「うん!」