拍手ブック

□きゅう
1ページ/2ページ

今日も平和ではなかったこの船

は?

なんでそんな平然としてそんな事言うかって?

この船では『平和って何?おいしいの?ペロペロ』みたいなもんだからね

だからまぁ、平和こそ非日常な訳ですよ

うん、簡単にまとめました

「作文終了・・・・?」

「お前は何を言ってるんだ」

私の隣でお酒を煽ってるローが苦笑しながら言う

さっきからずっとお酒飲んでるのに全然酔ってないみたい

「う〜ん、自主的に始めた春休みに友人が宿題を持ってきやがったからsimpleに終わらせたの」

うむ、英語の宿題もバッチリ終わったぜよ

・・・・・あっ、ついでに歴史も

「・・・・・お前の脳内は本当にどうなってんだ?開けてみてやろうか?」

「遠慮しま〜す」

いや、私保険は大分得意だといいなぁ・・・・

なので十分ですわ←

「む〜・・・にしてもローはいつまでたっても酔わないね」

「ああ?そりゃな。いつ何が起きるかわかんねぇだろ」

「そうだけど・・・・でもお酒飲んでばっかでツマンナイ」

「ああ?・・・・・・クククッ、なんだ。構ってやらなかったからイジけてんのか?」

「そうともいう〜」

グデ〜〜ッとローの胡坐の上に寝転がる

「クククッ」

そんな私の頭を優しく撫でるロー

「お酒に酔ってない時は遊んでよ」

「クククッ、わがままなお姫様だな」

「もちろん!」


口癖は『お酒じゃなくて私に酔って』?


「今度ほったらかしたら勝手にどっかいっちゃうからねぇだっ!」

「ああ、分かってるよ。行かねぇように監禁しとく」

「いや、そういう事じゃないし。物騒だからね?!」

「俺はそれ位やるぞ。お前がどこかに行く位ならな」

「・・・行かないから安心してよ。私にはローだけなんだから」

「ククッ、分かってるよ」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ