拍手ブック
□きゅう
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今日も平和ではなかったこの船
は?
なんでそんな平然としてそんな事言うかって?
この船では『平和って何?おいしいの?ペロペロ』みたいなもんだからね
だからまぁ、平和こそ非日常な訳ですよ
うん、簡単にまとめました
「作文終了・・・・?」
「お前は何を言ってるんだ」
私の隣でお酒を煽ってるローが苦笑しながら言う
さっきからずっとお酒飲んでるのに全然酔ってないみたい
「う〜ん、自主的に始めた春休みに友人が宿題を持ってきやがったからsimpleに終わらせたの」
うむ、英語の宿題もバッチリ終わったぜよ
・・・・・あっ、ついでに歴史も
「・・・・・お前の脳内は本当にどうなってんだ?開けてみてやろうか?」
「遠慮しま〜す」
いや、私保険は大分得意だといいなぁ・・・・
なので十分ですわ←
「む〜・・・にしてもローはいつまでたっても酔わないね」
「ああ?そりゃな。いつ何が起きるかわかんねぇだろ」
「そうだけど・・・・でもお酒飲んでばっかでツマンナイ」
「ああ?・・・・・・クククッ、なんだ。構ってやらなかったからイジけてんのか?」
「そうともいう〜」
グデ〜〜ッとローの胡坐の上に寝転がる
「クククッ」
そんな私の頭を優しく撫でるロー
「お酒に酔ってない時は遊んでよ」
「クククッ、わがままなお姫様だな」
「もちろん!」
口癖は『お酒じゃなくて私に酔って』?
「今度ほったらかしたら勝手にどっかいっちゃうからねぇだっ!」
「ああ、分かってるよ。行かねぇように監禁しとく」
「いや、そういう事じゃないし。物騒だからね?!」
「俺はそれ位やるぞ。お前がどこかに行く位ならな」
「・・・行かないから安心してよ。私にはローだけなんだから」
「ククッ、分かってるよ」