拍手ブック
□に
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「ふんふふんふふん〜〜♪」
私は型抜きをし終わったものをペーパーの上に置いていく。
今私はキッチンでクッキーを作っている。
何の為って?
ふふふっ・・いい質問だ。
もちろん私の為だぁ!!!!
うん、いばって言うようなことでもないけどさ。
後はオーブンに入れて焼くだけ!!
ちゃんと見ていないとこげちゃうからしっかり見ていないと!
私はいすに座ってじぃぃぃぃぃぃっとオーブンを見る。
そんなに見ていても意味ないかww
「何やってんだ?」
「あっ、ロー。」
そんな中キッチンの中に入ってきたのはこの船の船長、トラファルガー・ロー。
私の彼氏でもある。
「あのね、クッキー焼いてるの。」
「ああ・・・・だから甘ったるい匂がするのか。」
「えっ?甘い?」
「ああ。」
甘いものが嫌いなローにとってはきついのだろう。
「そっかぁ。でも我慢してね?」
でもここは譲れない。
「ローは何しにきたの?」
「コーヒーとりにきた。」
そう言って無言でコーヒーをカップに注ぐ。
(ブラックなんて苦いのよく飲めるな〜。私砂糖いれても飲めないしな〜。)
「・・・・なんだ?」
「な〜んも。」
「・・・・。」
何を思ったか近寄ってくるロー。
「?」
「そういえば俺の部屋にここ二日位来てなかったなぁ?」
「あっ・・えっと〜〜〜。」
「お仕置きが必要だなぁ。」
ニヤリとそう笑って苦いコーヒーを自分の口に流し込み、私に口移しで飲み込ませる。
飲み込むそれは砂糖味
(ちょっと〜〜〜〜〜〜!!ローのせいでこげちゃったじゃん!!)
(うるせぇ、俺を待たせた罰だ。)
(うるさくないm・・・んっ!!)
END