長編

□全ては彼の手の上のシナリオ
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ああ・・・・・皆さん。

この状況は一体どういうことでしょうか。

「「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」」」」」」

「クククッ・・・・何固まってるんだ?リン。」

どうしてこうなったんですか?

☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆

「じゃあ、お昼は適当に食べてね?」

「ああ、分かった。」

ニヤニヤ笑いながら玄関まで見送りに来たロー。

なんなんだこの昨日との変わりようは。

昨日の夜は真剣な顔で発する声もどことなく真剣味を帯びていたのに。

「・・・・・なんか企んでる?」

「さぁな。」

「・・・・いってきます。」

こりゃ口を割らないなと思い、私は扉を開ける。

「ああ、いってこい。」

その一匹で散歩に行こうとしてる猫にでも言うような言葉にほんの少し・・・いやかなりイラッとしながら私は家を出た。




「おはよう!」

「おはよう、リン。」

ああ、これがいつもの日常。

うう・・・・すごくなつかしく思うよ。

そしてやっぱりつまらないな・・・・。

「リン?この休みの間になんかあった?」

「へ?なんで?」

「顔がむっちゃ疲れてる。」
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