長編

□鼻先に感じるのは彼女の甘い匂い
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「ふぅ。」

あの後恥ずかしさから即効で夕食を食べ、皿洗いを始めた。

ローは大人しく本を読んでいた。

だが、日本語は読めないらしく私が以前買ったぶっとい英語の本を読んでいる。(←全然読まなかったけど)

日本語は話せてるのに読めないって・・・と最初は思ったがトリップのせいだからと無理矢理思考を皿洗いに集中させなおした。

まぁ、そんなこんなで皿洗いも終わった。

ふと時計を見てみるともう11時になっていた。

眠い訳だ。

明日は学校も休みだから寝坊できる。

でもその前に問題は・・・・・。

(やっぱりローってベッドの方がいいのかな?)

顔立ちからして外国人のロー。

日本語も読めなかったし完全に外国人だし。

しかし私は一人暮らしの身。

寝れるところはベッドとソファしかない。

私がソファで寝るかローがソファで寝るかだ。

う〜〜む。

ここはやはり家主の私がベッドか。

でもローはベッドっていいそうだし。

でもあれだよね、俺様なローはソファで十分だよね。

いや・・・でも後が怖い気がする・・・。
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