夏は嫌い
□01-05
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私はちか
2年前からソウルで小さなカフェバーを経営している
小さいと言っても毎日予約でいっぱいのお店
その理由は、、、
JJ 久しぶり♪
ちか♪
元気だった?(笑)
笑いながら両手を広げて近づく彼は私の兄の大切な人
ジェジュン
☆ ジェジュンオッパ♪
来てくれたの♪(笑)
ありがとう♪
私は駆け寄りハグする
JJ 今日は友達連れて来たけど席空いてる?
☆ もちろん♪
いつものとこ使って♪
彼と彼の連れが店内を歩くと
お店中から歓声と悲鳴があがった
急いでカウンターに戻り
つまみとメニューを持って彼らの席へ
私のお店は
アイドルが使う店として
SNS上ではちょっと知られたお店
アイドルが来ても気兼ね無く楽しんで貰えるように
VIPルームが二つある
そこへ行くまでの数秒間が
ファン達にとっての幸せな時間だ