☆dream☆
□スタート
1ページ/6ページ
梅雨入りしてジメジメした季節
仕事が終わり外に出ると今にも降り出しそうな空だ
☆ 降るのかなぁ…
私は空を見上げながら駅に向かって歩いた
途中顔なじみのお客さんとすれ違い挨拶していると
ポツポツと小さな雨が顔に当たる
急いで駅に向かって走っていると
横に来た車がクラクションを鳴らす
振り返ると
知らない車
私は勘違いかとまた前を向いて走りはじめる
『おーい♪チカ〜!』
誰かに呼ばれてまた足を止め振り返る
さっきの車の後ろの窓から顔を出し誰かが私を呼んでいる
『チカ〜!お疲れさま!乗ってかない?』
不思議に思いながら車に近づくと
☆ サキ!(笑)
誰かと思った♪(笑)
『ちょっとチカ!予定ないなら遊んでょ♪(笑)』
☆ 帰るだけだったから別にイイけど…誰の車?スモークで何にも見えない(笑)
『いいから♪いいから♪乗って♪』
私はとりあえず言われたとおり反対側の後部座席に乗り込んだ
『チカ〜!』
サキにハグされて笑いながら背中を撫でる
『私の友達のチカ♪可愛い〜でしょ?(笑)
チカなら絶対遊んでくれると思ったんだ♪(笑)アイドルとか詳しいし!2人のことも知ってると思うよ♪(笑)』
彼女が前を見て私を紹介してる
ルームミラーに映る運転手の目元に息を飲んだ
☆ こんばんは…
呆然とする
JJ こんばんは♪はじめまして〜♪(笑)
YC チカさん♪こんばんは〜急にごめんね♪(笑)
☆ きゃ〜!え!なんで?(笑)
『さっすがチカ♪2人のこと分かるんだ!(笑)』