君に

ねえ、大切な君を失ってからもう一年が経ったよ。
時が経つのは早いものだね。


ずっと君のことを考えていた。離れた場所でどのような暮らしをしているか僕には想像できないよ。



でも君は今どこにいるのかな?僕の近くにいるの?
そう思うのは君のぬくもりが今も残っているように感じるから。


君には内緒にしてたことがもう一つあってね、僕ももう少ししたら君の所に行くつもりなんだ。
僕も君と同じ選ばれた人間なんだ。

本当に僕は君にたくさんの嘘をついて秘密にしてたこともたくさんある。
今度こそ本当のことを全部話そうと思う。



君に会いに行くよ。



君に……

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