アルファルド

□15
2ページ/3ページ











「…コ、ロ…、テ…」










合成獣が僅かに言葉を発した。









真選組一同はそれを聞き逃さなかった。





























































「…オ、レヲ…、コロ、シ…テ」





「!?」








合成獣の瞳からは涙が零れていた。
















































































「…俺がやりまさァ」




「総悟…」








刀を強く握り直し、合成獣に向き合う。










合成獣は気持ちとは裏腹に、体は総悟を殺そうと腕を振り上げた。




































































瞬間―――


































































合成獣は総悟により一刀両断にされた。





鮮血が辺りに散らばる。















ゆっくりとその場に倒れる黒い塊。






































その場はシンと静まり返り、いつの間にか登ってきた朝日は辺りを照らした。











――――――

―――――――――

――――――――――――

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ