黒子BOOK
□甘いコーヒーはいかが?
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「お邪魔するっス!」
『どうぞ』
今日、彼氏の黄瀬くんが初めて家にやって来た。
親をいない日にちを狙って呼んだ。
黄瀬くんはかっこいいから親がいたらいろいろ言われそうだったし。
……なんていうのは言い訳で、本当は黄瀬くんと二人っきりになりたかった。
黄瀬くんはクラスでも、部活でも人気者で。
学校では、そう簡単に二人にはなれないのだ。黄瀬くんのファンが見てたりするし…。
そんなことを考えながら、私は自分の部屋に黄瀬くんを招いたのだった。
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