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□14歳のとき。
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それは、私が中2のとき。

突然起こったこと。






ある男にストーカーされるようになった。

中年のおじさんだった。
少し小太りで眼鏡をかけている人に。


怖かった。


それで、ある日学校から歩いて帰っているとき…


細い路地に入った瞬間、


「うぐっ…!?」

突然後ろから口に布を押し当てられ私は気を失った。





そして、目を覚ましたとき

暗い暗い倉庫のような場所に居たんだ。


「ここ、どこ?」

そう言ったとき私を連れ去ったであろうストーカーが出てきた。


「お嬢ちゃん、悪いけど
ここで暫くおじさんと遊んでもらうよ?」




遊び、まぁ私を使うんだろと思った。

ニヤニヤしてるおやじに唾でも吐いてやりたい気分よ。


まぁ、現実には飽き飽きしてた。
でも、こんな奴に遊ばれる程私は安くない。


でも、逃げる術かない。
どうしよう。と考えているとき。




チクッ

腕に痛みが走った。
我に返りそいつを見ると注射器を
持っていた。




おそらく、私の体になにかを混入させたのだろう。

「怯えなくてもいいよ。

すぐ、よくなるから」




そう言うとそいつは私を床に倒した。

抵抗しようとしたが
何故か体が動かない。

痺れるような感覚が襲ってくる。
さっき打たれた何かの効果だろうか…



そして、私はまともな抵抗も
出来ないまま…。
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