「キャプテン達、遅いでやんすねー」 「お腹減ったっすー」 夕食の準備ができておらず、皆腹ペコ状態だった。 リカと塔子が食事の準備を手伝っていた。のか? 「円堂達、あれからどうしたかなぁ…」 「二人ともうまくいってるんやー。うちのおかげやなー。」 と、リカが鍋の中身を味見する。まぁ当然ながら秋に怒られた 「せや、あのイケメンドコ行ったんやろ?」 「イケメン?そんな奴いたか?」 「おったよー!白い髪の毛で女の子みたいに目ェくりくりしとって!昨日の試合んときシュート決めとったやんかぁ!」 興奮気味にリカが言うと、塔子が呆れる。 「リカさん、それ多分黒田さんですよ」 「黒田ー?ええ苗字やん!黒田リカ!むっふっふ」 「あのー、」 「なんだ?」 「黒田さん、女の子ですよ?」 「えー、なんやてー?女ァー?……って女ァ!?うそやん!あんな身体能力持っとるのが女の子かい!?」 どうやら男と勘違いしていたリカ。だがめげずに「黒田やったら付き合ってもええなー」なんてぼやいていた。 . |