DRRR!!
□full count
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静雄Side
ガチャ…キィー…
ん‥?
先客か‥?
「…ってノミ蟲じゃねぇか‥」
「…すぅ…すぅ‥」
「つか寝てやがるし‥」
珍しく無防備だな‥
寝顔拝んでから場所変えるのも悪くねぇか…
俺は少しずつ近づいて臨也の顔を覗き込んだ。
「うわ‥」
スゲェ綺麗な寝顔だな‥
睫毛なげぇし唇も柔らかそうだしよく見ればかわいい…
ってうああああ!
何考えてんだ!俺!
コイツは男だぞ!
落ち着け…落ち着くんだ俺。
そういや落ち着かねぇときは深呼吸しろって幽いってたな…
深呼吸‥深呼吸
「すぅー…はぁー‥」
あー、落ち着いてきた。
流石幽だな…
そういや若干雲出てきたな‥
ちょっと涼しくなってきたし上着でも掛けといてやるか‥。
フワ‥
「これでよし」
さて、俺は保健室にでも行くか‥
しゃーねぇよな。
欠伸1つして俺は屋上を後にした。