DRRR!!

□full count
2ページ/3ページ

静雄Side

さっき臨也が何か呟いて教室を出ていった。
あの糞ノミ蟲がなんて言ってようが正直どうでもいいが『損した』みたいなこと言ってたな…
あいつでも損するような事するのか。

「ふあーぁ…」
「なに、静雄。寝不足?寝不足はよくないよ?もうすぐ授業始まるけれど君はどうせ頭に入らないだろうから寝てきたらどう?」
「あー…岸谷‥とりあえず殴っていいか。」
「死ぬ気でごめんなさい。」
「まじで超絶眠そうな顔してんな。俺からも寝てくる事を奨めるぜ。教師には俺から言っておくからよ」
「あぁ…門田、さんきゅ‥。じゃ…よろしくな‥」
「おう」
「じゃあねー」

俺は手を軽く上げつつ教室を出た。
どこで寝っかな…
保健室は誰か来るしな‥
静かな屋上でいいか…
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ