才色兼備って言葉はそのまま旦那のことだと思う。
才能があって天才とも言われているし見た目だってカッコいい(‥というよりも可愛いのかもしれない)し、これはオイラの独断かもしれないけど旦那がいてこそオイラがいるんだと思う。

つまり旦那がいなければオイラはオイラとしてちゃんと過ごせていたのかな、て思う。
オイラにとって旦那はとても感謝している存在でもある。
尊敬もしてるし心の片隅では敬う気持ちもあるんだと思う。

でも最近、オイラは旦那にそれ以上の何かを抱いてる気がする。
とにかく旦那を自分だけのって主張したい。旦那はオイラだけのものなんだ、うん。


「どうした、ボーッとして」

「う、えっ?」

「らしくねぇじゃねえか」

「そ、そんなこと‥っ」


綺麗な肌。整った顔。
隣にいるのが申し訳無いぐらい旦那は綺麗だ。
あと旦那はとてもオイラを可愛がってくれる。
このオイラの髪を好んでくれているみたいでいつも撫でながら笑う旦那の顔は男のオイラでもドキッてするぐらい可愛い。


「相変わらず可愛い奴だな」

「‥うぐぅ」

「どうした?不満そうだな、ククッ!俺に可愛いって言われるのは嫌か?」

「‥オ、オイラだって男なんだぞ!ほんとなら、カ‥カッコいいって言われたいんだぞ!うん!」

「可愛い、デイダラ‥」

「‥ッ、だから‥!」


オイラの髪に口付ける旦那に そのまま肩を押すと、あっさりと旦那を押し倒してしまった。
びっくりした様子も見せずにいつもの目でオイラを見る旦那。
なんでそんな冷静にしてられんだよ、うん
でも明らかにこれは普通の男同士がする体制ではない、付き合ってるわけでもないのに。
それでも旦那はこの先を見据えてるかのように笑いながらオイラの髪をサラサラと指に通す。


「ほんと綺麗だな、お前の髪」

「あんたの顔もな」

「‥お前キモいな」

「つーかこの状況‥少しは焦ってみろっての、うん」

「お前はそういうことするような奴じゃない」

「言ったろ、オイラだって男だ」

「やれるもんならやってみろよ、ヘタレ」

「‥なめやがって」


余裕かました旦那の唇を塞ぎ、口内に舌を這わす。
舌も歯も、全部が旦那のものだから、ゆっくりとオイラのものっていうように舐めあげる。
勿論旦那が下にいるから たらたらと口からあふれでる唾液すら綺麗に見えて仕方ない。
ねっとりとした視線を送れば旦那は目を閉じてされるがままに口をオイラに預けた。


「‥っ、は‥だんな‥」

「‥」


大好きな、旦那だから
だからこそ壊さないように、優しくオイラの元に引き寄せるように大事にしていた。
唇を離してからしばらくすると旦那がゆっくり目を開けて起き上がる。


「ったく、」

「オ、オイラは旦那が‥」

「俺‥が?」

「だんなが‥」


唾液をオイラのコートの裾で拭きながら旦那はオイラに問う。
こんな時でも崩れない旦那は本当に綺麗だと心底思う。
息を飲んで旦那に手を伸ばす。
弾かれることもなく旦那はオイラに抱きつくことを許してくれた。


「旦那が‥好きだ、うん!」

「知ってる」

「‥うん」

「そんな気してたろ」

「じゃなかったら ここまでさせてくれなかったでしょ」

「そうだな、毒でぶっ殺してるとこだったな」

「‥もっかい、キスしたい‥」

「してぇのか?」

「ん、うん‥」

「でもお前は」


そう言いながら旦那はオイラを正面に向かい合わせ、じっと見つめる。
そしてオイラの片腕をグイッと引っ張って己の唇を強引に重ねてきた。


「んっ!‥んん!」

「(だからお前は、詰めが甘いんだよ)」





『6dey』のレニヤちゃんから
交互記念に頂いちゃいましたー//

うわー//なんだこの子達ー//
旦那が可愛過ぎて⋯デイがカッコ良過ぎて
にやにやが⋯にやにやがとまらなーい!!

へタレ攻デイちゃんときめく(きゅうぅぅぅん//

ツイッターでも色んな所でお世話になってます!
いつも仲良くしてくれてホントに感謝っ//
レニヤちゃん!今回はこんな素敵な小説をありがとうー//

こんな奴だけどこれからもよろしくなのっ(*^v^*)

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