お題
□背の低い彼のセリフ
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「レンくん♪」
・・・来た。
ギューッ!!
「・・・ルカさん、苦しい。」
〜♪
聞いちゃいねぇ・・・
ルカさんと会ったのは3年前・・・博士が新しいVOCALOIDとして連れてきた。
俺とリンが発表されてから初めてのVOCALOIDだったので緊張してたら俺より大人で英語も話せることが分かって拍子抜けした。
「可愛いですー!」
・・・問題は、俺がルカさんに気に入られたということだ。
(なんで俺なんだよ!!)
KAITO兄のほうが年近いだろ?!ショタコン?ショタコンなのか?!
・・・分かんねぇ。
「レンくんはかわいいですね。」
「あーもう!!可愛いって男に言うな!!」
「・・・レン君は可愛いです。」
「可愛くないって!!」
何回も何回も・・・っ!俺は男だっ!!っていうか・・・さっきから胸がっ・・・。
「ルカさ・・・っ!やめっ!」
「?・・・どうしてですか?」
「それは・・・」
(言える訳ねえよ!)
「やっぱり・・・レン君は可愛いです!」
だから・・・
俺のどこが可愛いって
(背がちっちゃいところです)
(・・・この野郎っ・・・!!)